日大教職員組合 悪質タックル問題で人事一新求め声明文発表

2018年05月21日 17時52分

 日大と関西学院大のアメリカンフットボールの定期戦で日大の選手が悪質なタックルを行った問題で、日大教職員組合らが21日、理事長、学長に人事一新などを求める声明文を発表した。

 声明文は教職員組合、執行委員会、各学部の支部などが問題の深刻さを憂慮して表明。「本学のあり方(姿勢・体質・構造)に対する厳しい批判を真正面から受け止め真摯に反省し、人事及び人心を一新すること」など5項目の履行を求めた。

 日大教職員組合らは同日中に声明文を都内の日大本部に持参し、後日、会見する意向。関係者は声明文についてのコメントは避けた上で「こちらから正式に(報道陣に対し)ご説明の機会を設けさせていただく。そんなに遠くないです」と話した。

 また、取材に応じた日大教職員組合の菊地香執行委員長(52)は「今後こういうことが起きないように、ぜひ改善していただきたい。この大学をよくしたいということが核にある」と話した。

 学生には大きな動揺があるといい、在校生や卒業生、また今後、日大を受験してくる生徒への影響を懸念した。また、個人的な意見として一連の対応の遅れを批判した。

 日大の内田正人監督(62)は監督辞任を表明したものの、常務理事や人事部長職などの去就については「違う問題」と断言し、辞職の考えがないことを明らかにしている。菊地委員長は、内田監督に常務理事の辞任を求めるかどうかについて問われ「これについてはですね、う~ん、これはかなり大きな問題なので、情報をもうちょっと収集させていただいて、別の場で説明させていただく」と言及を避けた。