【バドミントン】協会がフクヒロのイメージ悪化を懸念 移籍会見開かない岐阜の対応を疑問視

2018年05月11日 16時30分

渦中の広田(左)と福島が笑顔でガッツポーズ

 東京五輪金メダル候補ペアの行く末とは――。バドミントン女子日本代表で4月末に再春館製薬所を退部し、岐阜トリッキーパンダースへ移籍したダブルス世界ランキング3位の福島由紀(25)、広田彩花(23)組が10日、都内で国別対抗戦ユーバー杯(20~27日、タイ・バンコク)の会見に出席した。

 前日に連名で「移籍説明文」を発表。報道各社に対し「練習や試合以外のご質問には答えを控えますのでご容赦ください」と“宣言”したように“騒動”について語ることはなかった。また、他の選手はまず所属を名乗ってから抱負を語りだしたが、2人はそれもなくナーバスになっている様子だった。

 先に岐阜に移籍した元再春館製薬所監督の今井彰宏氏(48)に、前所属との間で金銭トラブル疑惑が発生。その“白黒”がつかない状況で、今井氏を追って退社した2人のイメージも悪化しつつある。

 日本バドミントン協会の銭谷欽治専務理事(65)は「いろんな形でワイドショーでも報道されているので、ペアにとってかわいそうかなっていうのもある」と選手への影響を危惧した上で、五輪メダル候補の移籍会見を開かない岐阜側の対応を疑問視した。

「動きが遅い。何も変なことがなければ、ちゃんとウチに入ったよとか、言えばいい。最初のころは入団発表の記者発表すると聞いていたけど、急にやらなくなった。会見を開いたほうがファンにとってもいい。それこそアスリートファースト」

 報道陣からの問い合わせが殺到している日本協会も、返答できずに困惑している。「移籍説明文のことも協会への事前連絡はなかった。会見をしてからにしてほしい」(関係者)。“フクヒロ”の心が晴れる日はいつになるのか。