【麻美ゆま連載14】モザイクの薄さに「マジか!」とビックリ

2014年12月20日 12時00分

【麻美ゆま「HAPPY&SMILE」:連載14】初めてのAV撮影の現場には監督さん、ADさん、メークさんなどスタッフさんがたくさんいました。男優さんもいるかと探したら、いなくてびっくり。セックスをするわけだから、事前に「好きな食べ物はなんですか?」みたいにコミュニケーションを取るのかなと思っていたら、どうも、すぐ本番という感じらしくて(笑い)。

 まずはインタビューやイメージシーンの撮影をしてから、徐々にじらされながら脱がされていきました。初カラミの相手は大島丈さん。これまで同年代の人としかセックスをしたことがなくて、おじさまタイプは初めて。印象はおちんちんの色がいい感じで黒ずんでいるというか(笑い)。明るいところでのセックスも初めてで、まじまじと見る機会もなかったんですよ。

 カラミの最中は「手の動きはどうなってるんですか!?」って感じでされるがまま。ふわふわと転がされている間に終わっちゃった。すべて男優さんにお任せしていたんですけど、やっぱり恥ずかしかった。でも、ここにいる人たちはみんな仕事として来ている。それなのに私が恥ずかしがるなんて、それこそ恥ずかしいことなんだと思えてきたんです。その恥ずかしさをごまかすように、喘ぎ声が大きくなっていったように覚えています。

 終わった後も泣いたりせずに、元気に「ありがとうございました」って言ってました。暗い顔していると心配かけちゃうので、元気でいようとしてました。現場では特にその意識が強かったですね。でも、ゆまちん=元気というイメージは作っているわけじゃないです。

 ハンバーガー店のバイトのときも朝から元気にあいさつしてたんですよ。そうしたらある日、本部から抜き打ちの調査員が来ていたみたいで「高崎店にすごくいい子がいる」と本部にも伝わって、店長が出世したことがあるんです。当時から自分には元気しかないと思っていたんですよ。だから、麻美ゆまも人が元気に笑顔になってもらえる女優になろうって。

 撮影スケジュールが全部終わっても、AV女優になったんだと思う半面、どう作品になるのか想像もつきませんでした。しばらくたって、本当に世に出ているのかと、高崎のDVDショップに行って、パッケージを手に取ってみたんですよ。さすがに実感が湧きましたね。

 ありがたいことに売り上げが好調でランキング1位になりました。これだけいろんな人が見ているのに、自分自身が中身を知らないのはいけないなと思って、見てみたんです。

 まあモザイクが薄くて薄くて(笑い)。お尻の穴も見えているし…。イメージではパンツを脱いだら全部モザイクって思っていたんですよ。こんなにモザイクが薄いなんて事前に聞いていなかったから「マジか!」と驚きました。モザイクのジェネレーションギャップというか、もう恥ずかしくて、その後も見ることができたのは何本かだけでした。

 デビューしてからすぐに多忙になり、私の生活はみるみるうちに一変していきました。