【麻美ゆま連載1】卵巣の腫瘍どう公表しようかと…

2014年11月03日 13時30分

本紙インタビューで病気を告白

【麻美ゆま「HAPPY&SMILE」:連載1】2013年の6月に私は卵巣に腫瘍ができ、手術をしたことをみなさんに公表しました。公表するに当たっては、どうファンのみなさんに伝えるのか悩みましたね。4月に恵比寿マスカッツの解散ライブに出演したとき、すごい激ヤセしていたから、いろんな説が浮上していたんですよ。

 休業は2月からしていたんですが、妊娠説だとか失踪説だとか、重病説だとかが飛び交っていて…。ファンのみなさんもやっぱり心配しているだろうなって、どうにかしなくちゃいけないと思っていました。

 やっぱり私は「麻美ゆま」を終わらせたくないという気持ちがあったんです。病気になったとき、もうAVはできないかもと思ったけど、このまま麻美ゆまが引退していくなんて考えられなかったんですよ。たくさんの人にお世話になってきたし、こんな形で麻美ゆまが終わるなんて許せなかった。できるところまでいきたい。復帰したいという目標もあったんです。

 いざ復帰となったときに、ファンのみんなから「ゆまちゃん、本当は何だったの?」「今までどうしてたの?」と聞かれて「たいしたことじゃなかったよ」って言ったところで「いやいや、そんなわけないでしょ」って思われちゃう。今までもファンの人にうそをつきたくないって思ってきたし「よし、言おう」って。

 どうしたらちゃんと伝わるのだろうかと公表の仕方をいろいろ考えました。私の卵巣の病気はすごく見つかりにくく、おなかを開けてみるまで分からないものでした。「境界悪性腫瘍」なんて聞いたことないですよね? 結局、自分の口から公表するのが一番なんだと思ったんです。だから、私のそのままの言葉を伝えられるツイッターにしました。

 同時に東スポさんのインタビューを受けることにしました。東スポさんには普段からお世話になっていたし「もし力になれることがあれば」と声をかけてもらっていたので、ツイッターのタイミングでインタビューを掲載させていただくことになったんです。

 反響はたくさんありました。ツイッターをやっている以上、どうしても臆測の情報も目に入ってしまうんですが「がんばってください」とか「待っているからね」とありがたいメッセージも多かったです。「私も今、闘病中です」とか「私の家族も同じ病気なんです」とかもあって、そういう反応は想像していなかったので、本当に励みになりました。女性から事務所に手紙を送っていただいたりして、本当にうれしくて。

 ただ、復帰を目標にしていたとはいうものの、公表した6月の時点ではどういう形で復帰するのかは考えられない状況でした。AV女優として復帰といっても、おなかには手術の痕があります。「麻美ゆま=商品」ですから、商品に傷がついてしまっている。形成手術で治す方法もあるけれど、当時は抗がん剤治療の真っ最中。本当に先のことが分かりませんでした。

 思えば体に異変を感じたのは2012年の年末あたり。最初は卵巣の病気だとはまったく思っていなかったんです。(次回は8日更新)