雪道で絶対避けるべきは「ながら歩き」

2014年02月28日 21時01分

【知っておきたい雪対策(2):歩き方のコツ】「都会の人間は歩くのが速い」とよく言うが、それには訳がある。前かがみにならず、背筋をピンと伸ばして歩くことで歩幅が広くなるからだ。

 しかし、普段から染みついているこの歩き方が、雪道を歩くときには支障になるのだ。

「雪道を歩くには前かがみになって重心を前に置き、歩幅を小さくすることで転倒のリスクを防ぐことができます。また、足を道路に接地する際は、足裏全体を同時に接地するようにするのも重要です。さらにオススメなのが、靴用の滑り止めアタッチメントを使用することです。装着が簡単で、簡易的ながらも靴底にスパイクを装着することで、凍結した路面でも安定した歩行が可能になります」(ウインターライフ推進協議会)

 歩き方を工夫する以外にも転倒しそうな状況を避ける努力も重要。まず、絶対避けるべきことがながら歩き。札幌市では高齢者よりも若年者に転倒経験者は多く、その原因の多くが、歩きスマホによるものだという。

 これに加えて、滑りやすい状況を把握することも転倒リスク低減につながる。

「人通りの多い場所や、自動車が駐車場などに出入りする場所は雪が踏み固められて圧雪になり、さらに靴底やタイヤで磨かれることで見た目以上に滑りやすくなっています。このほかに気を付けてほしいのが時間帯です。解けた雪が凍結する夕方は、日中、普通に歩けた感覚が残っているので、凍結した路面に対応できず転倒してしまうケースがあります。また、凍結した路面に注意している朝でも、太陽によって凍結した路面がちょっと解けてきた時間帯は要注意です。乾いた凍結路面よりも、はるかに滑りやすい状況になるんです」(同協議会)

 雪道に対応した歩き方と滑りやすい状況を把握する知識があれば、転倒事故は防げるはず。今後も降るかもしれない大雪対策として、覚えておきたいところだ。