【長谷川豊アナ連載18】フジ凋落の原因は事務所とのズブズブ関係

2013年10月12日 08時00分

視聴率低迷に苦しむフジテレビ

長谷川豊アナ連載「すべてお話ししますがなにか?」

【元フジテレビアナ・長谷川豊「すべてお話ししますがなにか?」(連載18)】

 

 僕の古巣のフジテレビが視聴率低迷で苦しんでいます。長きにわたり視聴率3冠だったのに、この凋落はどうしてだと思いますか?

 

 僕が考える理由は主に2つ。1つ目のキーワードは、フジと大手芸能事務所の蜜月すぎる関係、いわゆる「ズブズブ」です。その実例を明かしましょう。

 

 昨年7月の局の人事異動で、ある局員X氏が役員に昇格しました。X氏は就任早々、高圧的に制作現場に口を出してきたといいます。「Yを使え」と。

 

 X氏は人気女優Yさんの所属事務所とじっこんの関係。ステキな接待を受け“下半身”まで世話になったという噂まで社内ではありました。

 

 テレビ局も一企業です。役員のトップダウンに、現場は当然逆らえません。結局、あるドラマの主演はYさんに決まり、ある情報番組の司会はYさんの事務所のタレントさんになりました。

 

 Yさんは「事務所がゴリ押ししたから売れた」と言われるけど、ゴリ押ししたのは他ならぬ、局の役員。事務所側はX氏に営業活動して、良好な関係を築いているだけです。こういう局の役員のゴリ押しに、現場スタッフはへきえきしています。

 

 それだけではありません。フジには“事務所枠”が存在するといいます。ドラマは3か月で1本放送するので、例えば月9ドラマは年間で4枠。そのキャストも局と蜜月な大手事務所の役者さんですぐ埋まります。ドラマの原作キャラクターとかけ離れた役者さんが起用され、「なぜ?」と思われる不可解なキャスティングには、そういった背景があるそうです。

 

 番組は本来、視聴者の要望に応えて作られるべき。だけど、フジでは局の一部の上層部の都合に合わせて作られる傾向があります。

 

 日本テレビさんの人気バラエティー「世界の果てまでイッテQ!」では、イモトアヤコさん(27)がブレーク。当時無名だった彼女は事務所や局のゴリ押しではなく、制作サイドのオーディションで“適材”と選ばれ、起用されたのです。