【長谷川豊アナ連載15】パワハラ事件でブログに書いてないことが… NY行きを断ったA君は…

2013年10月09日 08時00分

この話は初めて明かします
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長谷川豊アナ連載「すべてお話ししますがなにか?」

【元フジテレビアナ・長谷川豊「すべてお話ししますがなにか?」(連載15)】

 

 男性アナウンサーはかなりモテます。ただ、やはり苦労も人一倍あるんです。

 

 特に問題なのはパワハラ。2010年、僕の元後輩男性アナA君は、上司のアナウンサーBさんから厳しすぎる言葉を浴びせられました。

 

「お前はアナとしての才能がないんだ。だから、ニューヨーク行き(転勤)というチャンスを与えてやってるんだ!」

 

「この人事を断れば、会社の中での今後の立場がどうなるか分かったもんじゃないぞ! それを理解しとけよ!」

 

 転勤に首を横に振らないよう、威圧的にプレッシャーをかけたのです。ただ、A君はニューヨーク行きを嫌がっていました。というより、A君は罵倒されるほど、アナウンサー技術は低くない。むしろセンスがあると僕は思っていました。

 

 このパワハラまがいの言動は、僕の公式ブログで4月5日に公表。反響を呼びました。本当は前出の2つの発言よりもっとひどい、それこそ人格を否定するようなことまで散々言われていたのです。僕のブログを受け、A君はフジの上層部に呼び出され「本当にBからそんなことを言われたのか?」と確認されたそうですが、毅然としていたそうです。

 

 結局、A君はニューヨーク行きを断り、代わりにというわけではありませんが、僕が申し出てニューヨークに赴任しました。

 

 実はブログに書いていない事実があります。A君はその後、見せしめとも取れる“報復人事”でアナウンサーから外されたのです。のちにニューヨークに来た人事局長は僕たちの前で「あいつなんて、アナから外れて当然なんだよ」と笑っていました…。こういった人事がテレビ界の一部で起こっているのです。

 

 アナウンサーは高給取りと叩かれますが、それはちょっと違います。僕は局アナ時代、手取りで月給は50万円切るくらい、年収は手取りで850万円ほどでした。

 

「やっぱ高いじゃん!」と指摘されるかもしれません。でも、休みは月1日あるかどうか。毎日朝5時から夜12時すぎまで働いていましたからね。休日の少なさと給料をどうとらえるかだと思います。

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