【長谷川豊アナ連載4】研修で悔し涙を流した内田恭子ちゃんがエースに!

2013年09月28日 08時00分

号泣した内田だったがその後から快進撃を始める
号泣した内田だったがその後から快進撃を始める

長谷川豊アナ連載「すべてお話ししますがなにか?」

【元フジテレビアナ・長谷川豊「すべてお話ししますがなにか?」(連載4)】

 

 入社直後のアナウンス研修で悔し涙を流した同期の内田恭子(37)が、快進撃を見せます。

 入社1年目の1999年6月。彼女が泣いた2日後くらいだったでしょうか。ENG研修と呼ばれる、新人アナが撮ったリポートを局員がテレビモニターで見て、品評するという研修がありました。実際の生中継で行われる現場リポートの練習みたいな感じです。

 高校、大学とアナウンス経験があった僕は、ENG研修を完璧にこなします。フジテレビ社内にある理髪店をリポート。3分という尺の指定で、2分58秒にきっちり収めました。できて当然。ただ完璧すぎて、おもしろくなかったんです。

 対して恭子ちゃんは何をリポートしたか内容は忘れましたが、尺が3分に収まらないわ、しゃべりをかむわ、それを「エヘヘ」と笑ってごまかすわで、もうむちゃくちゃ。なのに、見ている局員は大爆笑でした。

「負けた…。この子は将来、すごいアナウンサーになるかも」。心の中でつぶやきました。もともとその美貌は言わずもがな。人あたりもよく、トークもおもしろい。この前の涙は、取り越し苦労じゃないかと思えたんです。

 固定観念を覆されました。“アナウンスオタク”にならなくていいと。型通りアナウンスすることしか学生時代にやってこなかった僕は、もっと力を抜いてやってみよう、もっと焦点を人間に寄せてみようと思ったんです。恭子ちゃんから自然と教わりました。

 入社3年目にスポーツ番組「すぽると!」に抜てきされた恭子ちゃんが押しも押されもせぬエースになったことは、周知の事実だと思います。