【プロジェクトC】これが東スポ流「リモート飲み」

2020年04月25日 10時00分

パソコンがあれば飲み会ができる

【プロジェクトC】今回の「プロジェクトC」は本紙の若手記者4人が話題のオンラインミーティングツールを利用した“リモート飲み”を開催した。「会社のカネで飲んでいいぞ。ただし、しっかり記事にするように!」とのデスク指令に意気込んだ4人は、それぞれがパソコンの前にこだわりの“家ツマミ”を持ち寄って飲み会をスタート。夜会のお供に、読者の皆様にもぜひ参考にしていただきたい「お品書き」を揃えた。

 熊沢(入社4年目)みんなお疲れさま、カンパーイ! 今日は流行中の「リモート飲み」を実施してみようということで、みんなに集まってもらったわけだけど、しっかり原稿になるような酒のアテは用意してきた?

 川村(入社3年目)お疲れさまです! 東スポらしい個性的な“缶ツマ”を用意しましたよ。

 中西(入社2年目)自分も若手らしく、ガツンとしたものをテークアウトしてきました!

 西田(入社2年目)私は栄養バランスを重視しながらも、パンチの効いたビジュアルの料理を用意しました。

 熊沢 みんな意気込み十分だね。ズボラな俺は仕事終わりに手の込んだ料理をするのが面倒だから、レンジだけで作れる「ゲロウマリゾット」を作ったよ。

 中西 先輩、リゾットにゲロはだめでしょ…。

 熊沢 それだけマジでうまいってことだよ! 

 川村 僕は先輩以上に料理オンチ。だから開けるだけで食べられる缶詰を揃えました。イチ押しは世界一臭い缶詰の…。

 熊沢 おいおい、画面越しからも臭いが伝わってくるから開けるのは勘弁してくれ!

 西田 アザラシは意外とおいしそう。中西君はテークアウトだっけ?

 中西 二郎系ラーメンをお持ち帰りしちゃいましたよ! このジャンクな一杯を家で食べるのは男の夢でしょう。

 熊沢 分かるわ~。あの味を家で再現するのは原稿を書くより難しい。

 西田 私は栄養学の先生に教えていただいた話を参考に免疫力が高まるサラダを用意しました。

 熊沢 こりゃ、パンチ効いた見た目だねー。味見できないのが残念。でも、こうやってお互いに料理やつまみを見せ合いながら家で飲めるのは最高だな。これからも俺たちは“リモート飲み”でいいんじゃないか?

 中西、西田、川村 それは先輩がおごるのがイヤなだけでしょ!

【熊沢の家ツマミ】自炊はしたいが、手間のかかることはしたくない…。そんなあなたの願いをかなえる“ズボラ飯”の一品が、今回紹介する「鶏レバーときのこのゲロウマリゾット」だ。包丁やコンロは一切使わず、簡単な調理作業と電子レンジのみで完成させる(材料は後述)。

 まず手始めに、鶏レバーをキッチンバサミで細かく切り、調味料Aと混ぜ合わせた後、ふんわりとラップをかけて電子レンジ(500W)で6分加熱。加熱後はスプーンやすり鉢などでペースト状にすり潰し、あらかじめ温めておいたレトルトご飯と材料Bを混ぜ合わせる。再度ふんわりとラップをかけて電子レンジで500Wで3分温めたら、黒コショウを振りかけて完成だ。鶏レバーには、免疫力を高めるビタミンAが豊富に含まれているのもミソ。臭みのない鶏レバーのコクと牛乳のうま味がマッチした至高の一品だ。

※材料(1人前)
・鶏レバー 100グラム
・レトルトご飯 1パック
・調味料A(調理酒 50㏄、おろしニンニク 適量、おろしショウガ 適量)
・材料B(牛乳 400㏄、コンソメキューブ 1個、カットマッシュルーム 適量、うま味調味料 適量)
・黒コショウ 少々

【川村の家ツマミ】私が紹介するのは「ウマくてコロナ感染もチェックできる(?)缶詰ツマミ」。先日、新型コロナウイルスの初期症状として注目されている「嗅覚・味覚障害」をヒントに、2種類の缶詰珍味を手に入れた。

 まず1つ目は「アザラシ大和煮」(北都)。今回は通販サイトで1580円で購入した。アザラシ肉はビタミン、ミネラルが豊富に含まれ、高タンパク質低カロリーの健康食材。濃いめのしょうゆ味は“味覚チェック”にバッチリだろう。いざ実食すると、味は肉とも魚ともつかず、レバーのような風味もあって想像を超えるウマさだ。これで味覚はOK。クセになる味でビールが進んだ。

 次は“嗅覚チェック”。用意したのは世界一臭い缶詰として知られる「シュールストレミング」(通販サイトで5000円前後)。ニシンの塩漬けを発酵させたスウェーデンの保存食だ。今回は飲み会メンバーの記者たちから「近所迷惑だろ!」とダメ出しされたため、出勤日に会社のバルコニーで試食することに。厳重装備の上、周囲に人がいないことを確認して開封した。

「あれっ、ニオわない? オレの鼻は大丈夫か…」と不安を感じたのもつかの間、トイレに放置され続けた汚物のような激臭が鼻を突いた。「オエッ! これはヤバい!」。白目をむいて卒倒しそうになったが、味を確かめると「塩辛いけど結構いける!」。だが再び箸を伸ばした時に、あの激臭が襲ってきた。やっぱりダメだ…。

 開けるだけでおいしい缶詰ツマミは、近年バリエーション豊富で通販を利用すれば家を出ずとも手に入る。テーブルに缶詰を並べて味を比べながら、缶ビールをグイッとやる“缶飲み”もいい。ただ、自宅でニオイのきつい缶詰を開ける時はくれぐれも気を付けて!

【中西の家ツマミ】緊急事態宣言下の街で近ごろ急激に目立ち始めたのが、飲食店によるテークアウト販売だ。平常時の定番といえばピザやすしだが、今やジャンルは幅広い。ここでは東京、神奈川で11店舗を展開する“二郎系ラーメン”の人気店「ラーメン豚山」が提供する「汁なし小ラーメン」(880円)を紹介したい。

 二郎系ラーメンといえば、極太めんの上に大量の野菜やチャーシューが盛られた豪快な見た目が特徴。ニンニクや背脂等をトッピングすることで、自分好みの味に仕上げることが可能だ。全国にファンが多く、時間帯によっては行列ができることも珍しくない。

 しかし新型コロナウイルス感染拡大の影響で、二郎系ラーメンの一部のお店も休業を余儀なくされた。そこでラーメン豚山は「在宅の方やなかなか外出できない方にもおいしいものを食べてもらいたい」と汁なし小ラーメンなど4品のテークアウトを開始した。

 にんにくの量の調整はもちろん、味玉や辛ニラ、チャーシューなどのトッピングも可能で、午前11時の開店に合わせて来店すれば、ほぼ並ばずに購入が可能。“3密”を避けられるだけでなく、自宅でお店さながらの味を楽しむことができる。

 分厚いチャーシューからあふれ出る肉汁はまさに絶品。にんにくや背脂が混ざったダシと絡んだ極太めんは食べ応え抜群で、お酒が進むことは間違いないだろう。

 店舗により営業時間や休業日が異なることがあるため、テークアウトをする際には一度ツイッター(@butayamabutako)で確認を。

【西田の家ツマミ】ウイルス感染予防になる酒のつまみとして、本紙がオススメするのが栄養学の専門家のアドバイスをもとに作った「免疫力アゲアゲ☆サラダ」。マヨネーズと赤シソのふりかけをあえたカボチャサラダに、たっぷりの野菜と納豆を組み合わせた。

 神戸医療福祉大学で栄養学を教える北出かおる教授によると「免疫力を高めるには、口、鼻など体の粘膜を強化することが大切。そのためには細胞を作るタンパク質に加えて、粘膜を整えるビタミンAが多く含まれる食品(緑黄色野菜や卵黄など)を取ることが重要。また、ビタミンAは脂溶性ビタミンという油に溶けやすい性質を持つので、油と一緒に取ることで体に吸収されやすくなる」という。

 今回作ったサラダはカボチャ、ニンジンなどのビタミンAを含む緑黄色野菜を盛り込み、卵黄と油分を多く含むマヨネーズを加えているところがポイントなのだ。

 また北出氏は外出自粛が続く今こそ、現代人の食事を見直すべきとも指摘する。「コンビニなどで簡単に食べ物が手に入る時代ですが、健康で丈夫な体をつくるためには、野菜たっぷりのみそ汁と油を使って焼く卵焼きなど、昔ながらの朝食を取ることが免疫力アップにつながります」。みんな、ニッポンの朝ごはんを食べよう!

※材料=納豆、カボチャ、ニンジン、レタス、タマネギ、マヨネーズ、赤シソふりかけ

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