ビミョー、ウザイ、ヤバイは幼児語?

2012年06月22日 14時00分

 「ビミョー」「ウザい」「ヤバい」の3つの若者言葉は、「働く大人の教養課程」(実務教育出版)を出版した岡田憲治専修大教授(政治学)の別書「言葉が足りないとサルになる」(亜紀書房)の中で〝幼児語〟として紹介されている。

「幼児語の怖いところは、あらゆる意味を吸い尽くして、そのため物事を丁寧に区別して見ることができなくなる点にあります。そうなれば物事を正確に評価できず、結果として他人の言いなりのような人生を歩むことになる。人生を眠らせる言葉なんです」
逆に言葉が増えたことで水準が上がっている例もあるという。

「かつて中田英寿(35)が出てくるまで、日本のサッカーでは『司令塔』という言葉は使われていなかったし、ボランチを攻撃的/守備的に区別するようになったのも最近の話。今じゃ小学生も『サイドに流れてスペースをつくれ』と言葉を駆使して叫んでいます(笑い)。言葉が増えたことで日本人のサッカーを見る目が養われ、総じて全体のレベルが上がったのです」

なるほど、世界は言葉でできているのだ。


若者の厄介なフレーズ「わからない」