“冷え性”対策の「救世主」ヘスペリジンってなんだ?

2018年12月25日 14時00分

冷え性対策としてヘスペリジンが注目されている

男性も冷え性に注意!

 寒さが際立ってきたこの季節、「指先の冷たさが気になる」「部屋の温度変化に対応できない」…などといった症状に悩んでいる男性は意外に多いのではないか? 実はそれらの症状は本当は“冷え性〟から来ているのかも…。今、そんな冷え性対策に効果的として注目を集めているのが天然成分「ヘスペリジン」だ。

“冷え性”は女性に多い症状と思われがちだが、実は男性も同じ。ただし、女性の場合は自分で厚着をしたり、手袋をしたりとケアをしている。これに対し多くの男性は、寒さを感じたときはポケットに手を入れるぐらいで、ほぼ何もしていないというのが現状のようだ。

 冷え性の原因は、体温を維持しようと全身の血管が縮み、さらに血流が悪くなり「冷え」へとつながるとされている。たかが冷え性などと言ってはいけない!

 冷え性対策としては、体を温めることも大切だが、血液のめぐり=「血流」をよくすることが重要なのだ。

 今注目を集めているのが天然成分の「ヘスペリジン」。しかし、この名前を聞いて、すぐに何かを答えられる人は少ないのではないだろうか?

 そこで、「ヘスペリジン研究会」会長で、大阪大学大学院医学系研究科循環器内科・総合地域医療学寄附講座特任教授を務める山下静也氏に「ヘスペリジン」について聞いたところ、以下のように説明してくれた。

「ヘスペリジンはノーベル生理学医学賞受賞者のセント=ジェルジ・アルベルト博士が、柑橘果実の中から発見したポリフェノールです。温州みかんなど柑橘類の果実の皮や袋に多く含まれています。ヘスペリジンは漢方薬の陳皮の有効成分の一つであり、血流改善作用など多様な生理機能を持つことが知られています」

 さらに、ヘスペリジンの驚きの効能も教えてくれた。


【ヘスペリジンの効能】

・1=ヘスペリジンは毛細血管の透過性をコントロールして、血管を強くする(ビタミンP)とともに、血流を改善する効果がある

・2=中性脂肪やコレステロールなどの血清脂質を改善する、血圧の上昇を抑制するなど、血管をしなやかに保つ機能がある

・3=ビタミンCの消耗を抑制する

・4=免疫機能を調整する

・5=骨代謝を改善する

・6=抗酸化作用

 以上のように健康維持に有用な幅広い機能があるという。このことから、山下氏は「最近は女性だけではなく、男性にも増えている『冷え性』対策には血流の改善が欠かせません。柑橘類由来のヘスペリジンは血流改善作用を有していることから、冷え性の改善に効果的です」と話す。

 ヘスペリジンを含む柑橘類は冬至にゆず湯で体を温めたり、みかんを食べて風邪予防に役立てたりと、古くから日本人の風習や食習慣に親しまれてきた。

 実は「こたつでみかん」という冬の暮らしの光景は、冷え性対策として理にかなったワンシーンだったのだ。

【みかん6〜8個分の成分を簡単に摂取するには…】冷え性対策に有用なヘスペリジンの効果的な摂取方法とは? 実はみかんに含まれるヘスペリジンは「難溶性」。つまり、水に溶けにくく、体に吸収されにくいことが分かっている。ヘスペリジンの効果が表れるとされる178ミリグラムを効果的に体内へ吸収するには、なんとみかん6〜8個も食べなくてはいけない。毎日、これだけのみかんの量を食べるのは正直難しい。

 もっと簡単にヘスペリジンを摂取できないのか?
 実はあるのだ。簡単にしかもより効果的に摂取できる方法が。

 ヘスペリジンにブドウ糖を結合させた「モノグルコシルヘスペリジン」であれば、従来の約10万倍も溶けやすくなり、体内の吸収性が約4倍になるという。このように水溶性を向上させたことにより身近な商品で簡単に摂ることができるようになった。

 現在、市場には様々な「ヘスペリジン」商品があるが、選ぶときにはぜひ参考にしてほしい。