キャンピングカーでゆるキャンプ

2018年10月21日 09時00分

キャンピングカーでの移動なら好きな場所でくつろげる(C)デジモノステーション

【がんばらない趣味】「趣味を持て!って言われるけど、最初はいろいろ大変そうで…」。そんな“はじめの一歩”が出ない人に向けた新企画。がんばらないでも始められる趣味やレジャーについて、電子雑誌「デジモノステーション」編集部のディレクター・滝田勝紀氏が分かりやすく教えてくれるぞ。

【当世キャンプ事情】最近、やたらとキャンプが熱い。といっても昔のガチンコなキャンプではない。ボーイスカウトが火をおこして飯ごう炊さんしたり、ロープの結び方を習ったり、行軍して目的地まで歩くなんてナンセンス。そんなサバイバルなものではなく、ゆるキャンといった言葉が躍る通り、がんばらないキャンプこそがブームだ。

 手ぶらで豪華テントにエアコン完備で泊まるようなグランピングなんてのは序の口。自分の家の庭にテントを張って連続100泊するツワモノがいれば、玄関にすら行かず、ベランダにソファを置いたりハンモックを張ったりすることを、もっともらしくベランピングなんて呼ぶようにもなった。さらに新しいスタイルとして、虫はもちろん、暑さ寒さも皆無なホテルの室内にテントを張って、キャンプ気分を味わえる施設を、アウトドアメーカーが運営しているんだから面白い。

【利用すべきは…】そんながんばらないキャンプスタイルが主流の中で、ぜひ皆さんに紹介したいのがキャンピングカーだ。そんなもん買えるわけないだろ!って思ったあなた、慌てない。今はキャンピングカーは、買うのではなく、レンタルする時代だからだ。

 中でも普通免許で運転できる2トントラックをベースに、最大乗車8人を誇るバンコンタイプがオススメ。例えば、東京・練馬区にあるキャンピングカー専門のレンタカー会社「キャンピングカーゲート」によると、日本特種ボディー社製SAKURA(サクラ)を24時間で3万円から借りられる。

 1泊2日で48時間借りる場合、6万円と聞くと、なんか高くない?と思うかもしれない。が、子供がいる2家族、気のおけない友人4人くらいで週末の旅行に使うとしたらどうだろう? 1家族3万円、友人同士なら1万5000円ずつ払い、宿泊が賄えるなら割高感はないだろう。しかも追加料金を払えば、借り主の家にキャンピングカーを持ってきてくれ、返却も家の前で引き取ってくれるサービス付きだ。

【さらに!】値段以上に実はオススメしたいポイントが随所にあるのも、レンタルキャンピングカーの魅力だ。まずは宿などを事前に予約する必要がないため、晴れたところを目的地に自由に旅行できるところだ。せっかく数か月前から人気の観光地を想定して宿を予約したのに、当日悪天候でガッカリするなんていうのはよく聞く話だが、キャンピングカーはそれ自体が宿泊施設なので、もし行きたかった場所が雨だったら、当日晴れている別の観光地に目的地を急きょ変更できる自由さがある。

 加えて、コンロや電子レンジ、エアコン、テレビなどが完備。足を伸ばして眠れるソファベッドなどが6人分くらい確保された、自宅リビングのような車内環境が確保されている。

 例えば目的地周辺に到着したら、近隣の道の駅や商店などで地元のおいしい食材を購入。車内で調理して、みんなでご飯を食べることもできる。少しだけ料金を追加してオートキャンプ場に止めれば、横にテントやカーサイドタープを張ったり、搭載されたオーニングを伸ばし、テーブルや椅子を下に置くだけで、近隣の自然も同時に満喫でき、かなりぜいたくな気分を味わえるだろう。

【ちなみに…】車種によってはトイレが搭載されているのも安心。燃料も移動距離によって当然変わってくるが、ディーゼル車なので安価な軽油を使え、満タンでも5000~6000円程度と割り勘にすれば問題ない程度だろう。

 もちろん時間があるシニア世代なら、使い方はもっと広がる。例えば、温泉巡りをしたり、友人を募って遠方の競馬場に遠征しつつ、レースとキャンプを一挙両得で味わうのはどうだろう。楽しみ方は無限大だ。

◆デジモノステーション=30代男性、とりわけ父親とその家族をターゲットにしたライフスタイル系モノ媒体。その名の通り、デジタルガジェットや生活家電の情報、使い方をベースに、父親がオフタイムで心置きなく趣味や遊びを満喫できるように、家族まで巻き込んで楽しむ方法を提案。日本で唯一の“ニュースタイル亭主関白”を打ち出す電子雑誌だ。