自民ベタボメで失笑買った玉木議員

2013年02月11日 11時00分

 やっぱり政権交代してよかった!? 7日から始まった衆院予算委員会で、民主党が大失態を犯した。予算委で一番笑いが起きたのが民主党の2回生、玉木雄一郎衆院議員(43)の質疑だ。いきなり「稲田大臣にはとても期待している。行政改革担当は出世の登竜門です。稲田大臣とは考え方が同じです」と稲田朋美行革担当相(53)をベタ褒め。稲田氏はガチガチの保守なのだが…。

 さらに安倍晋三首相(58)に対しても「安倍首相は改革をする人だと思っているので頑張ってほしい」とエール。揚げ句の果てには「みなさん嫌いでしょうから、『仕分け』はやめてもいいです」と宣言し、委員会室は笑いに包まれた。ほかの野党議員は「人選ミスじゃないか」とあきれていた。

 過去に仕分け人を務めたこともある玉木氏は、どうしてしまったのか。永田町関係者は「自分に酔っちゃうタイプの人です。仕分け人だった時も、大臣らと意見交換をする席で気持ちが高ぶったのか『こんなことを大臣が話し合うなんて歴史的ですよ~』と1人で盛り上がっていました。周りはシラけてましたが」と振り返る。

 追及型の質問をした辻元清美衆院議員(52)らと違い、玉木氏は野党経験がなく、温度差があるようだ。

 同日、輿石東参議院会長(76)は、国会での同意が必要な公正取引委員会の委員長人事案が事前報道されたのを受け「明日の提示は一切、受けない」と発言。国会の同意人事をめぐっては、人事案が事前に報道された場合、提示を認めないとする「事前報道ルール」があるからだ。

 ところが、民主党中堅議員は「言っちゃったの? 駄目だよ。どうせ変わらないんだし」とガックリ。旧来型の手法をするベテラン勢と中堅若手にすきま風が吹いている。

 自民党関係者は「どうせ若手はベテランに押し切られる。褒め殺しには屈しない」と警戒している。