寒すぎ民主 参院選後に消滅も

2013年02月09日 16時00分

 野党になって以来、まったく目立たない民主党が孤立を深めている。中国海軍によるレーダー照射問題や徳田毅衆院議員(41)の下半身問題は、野党として願ってもないツッコミどころのはず。ところが、ほかの野党との協力態勢もあっさり拒否されてしまうところに、民主党の寒すぎる現状が表れている。

 1月30日に中国海軍の艦船が海上自衛隊の護衛艦にレーダー照射していた問題で、民主党の海江田万里代表(63)は6日に「どういう理由で公表が遅れたのか政府を質していかないといけない」と追及を宣言した。ところが、民主党政権下でもレーダー照射が行われていた疑惑が浮上した。

 同日の民主党外交・防衛合同部門会議でも話題になったが、防衛省関係者は回答せず。事実であれば民主党政権は公表すらしなかったわけで、安倍政権を追及できない。「民主党の元防衛大臣に聞いた方が早い」(永田町関係者)との皮肉も出た。

 ブーメランはこれだけではない。徳田氏の下半身問題では細野豪志幹事長(41)がタジタジになった。4日の会見では4度にわたって「徳田氏の女性問題についてどう思うか」と聞かれ、「状況が分からないのでコメントしかねます」とオロオロ。準強姦疑惑が持たれる徳田氏と不倫路上キスの細野氏では問題のレベルが違うとはいえ、追及は難しい。

 ベテラン秘書は「ここで追及したらバカ。以前の駄目な政治を繰り返すことになる」と自制を求める。

 民主党は日本維新の会に会談を呼びかけたが、松井一郎幹事長(49)は「あり得ない」と一蹴。維新関係者は「今夏の参院選では民主の議席をほかの野党で奪い合うことになる。民主が分裂し消滅することもある」と指摘する。

 番記者の数も減り、民主党の存在感は薄まるばかりだ。