入試中止を決定させた“チンパンジー議員”

2013年01月25日 16時00分

「まるで田中真紀子氏」といわれながら入試中止を決定したわけは――。

 大阪市立桜宮高校で体罰を苦にして男子生徒が自殺をした問題で、橋下徹大阪市長(43)が21日に同校体育科の今春の入試中止を決めた。絶大な人気を誇る橋下氏があえて中止したのは、足元に“チンパンジー議員”がいるからだという。

 ネット上では「よく決めた」と賛同もあるが、「桜宮高校のある地元では9割が反対しています」(大阪の地元関係者)と批判も多い。決めにくいことをスパッと判断したという点では実に橋下氏らしいやり方だ。

 自民党関係者は「大阪以外の人からみると『橋下さん、よくやった』と思えるのかもしれませんが、人気取りにしか見えません。こんなことをしなくても選挙に強い橋下氏が中止を強行するのは、足元の議員たちがだらしないからなんですよ」と明かす。

 政界関係者の間では、維新から地方選に出馬し落選した、ある元公認候補者の“つぶやき”が話題になっている。今秋の堺市長選に維新が対抗馬を立てることについて、「まあ、選挙突入後、橋下市長が堺東駅前あたりで3回くらい街頭演説すれば、どんなチンパンジー候補を立ててもWスコアで楽勝するでしょう」とツイッターで放言しているのだ。

「つまり自分もチンパンジー候補だったし、橋下人気で当選した議員もチンパンジー議員と言っているようなもので、開いた口がふさがりません。こういう人間が維新にいるから、橋下氏は自転車操業的に人気取りに走らざるを得ないのです。そうでないと組織が持たない」(前出自民関係者)

 橋下氏が人気取りとの指摘を払拭するには、桜宮高校の立て直ししかない。