非難集中の鳩山元首相は「気の抜けたコーラ」

2013年01月24日 16時00分

 元首相は“気の抜けたコーラ”だ。鳩山由紀夫元首相(65)が訪中して「尖閣は係争地」と発言したことに、自民党は「国賊」と批判し、民主党は無関係を強調している。


 一方で野党関係者は「自民党にだって厄介な元首相がいるじゃないか」と追及の機会をうかがっている。厄介な元首相というのは、引退した森喜朗氏(75)のことだ。


 大方の予想通り、鳩山氏は中国で問題行動を繰り返した。係争地発言だけでなく、南京大虐殺記念館では「おわび申し上げたい」と表明した上で、なぜかイチョウの木を植樹。「この木に花が咲くときに、また訪れたい」と自分に酔った。南京大虐殺については様々な見解があるが、鳩山氏の行動は中国の主張を正当化しかねない。


 小野寺五典防衛相(52)は「国賊という言葉がよぎった」と批判。海江田万里民主党代表(63)は「私どもの態度は係争地ではないということ。鳩山さんは民間人として話した」と距離を置く。日本維新の会の西村眞悟衆院議員(64)にいたっては「『処理』をゴルゴサーティーンに委ねる領域」と物騒なブログを書いている。


 元首相の無責任な言動は何も鳩山氏だけではない。野党関係者は「森元首相だって北方領土問題で独自の見解を披露している。テレビ番組で3島返還論を提起していたが、日本政府は4島一括返還にこだわってきた。鳩山氏と何が違うのか」と憤る。2月には特使として訪ロする予定だ。


 永田町関係者は「元首相というのは、気の抜けたコーラのようなもの。無責任な立場で動くから危うい。表に出ない小泉純一郎元首相を見習ってほしい」と指摘した。気の抜けたコーラはコーラであってコーラでない。元首相も肩書はあれど、責任はない。今後、安倍政権の頭を悩ませそうだ。