「薄氷勝利」山尾志桜里氏と不倫疑惑報じた文春記者 会見で修羅場

2017年10月23日 16時40分

山尾氏の左手薬指には指輪がなかった

 第48回衆院選は22日に投票、即日開票され、自民党が公示前勢力に迫る289議席を獲得し、国会運営を主導できる絶対安定多数(261)を単独で確保した。注目候補では、不倫疑惑が報じられ民進党を離党した山尾志桜里氏(43)が自民前職との大接戦を制し議席を守った。“みそぎ”を済ませた形の山尾氏は、会見で因縁の週刊誌に再び突っ込まれる修羅場もあった。

 週刊文春で既婚の倉持麟太郎弁護士(34)とのダブル不倫疑惑が報じられた山尾志桜里氏は、わずか834票差で薄氷の勝利をつかんだ。

 同スキャンダルで民進党を離党した山尾氏は無所属で愛知7区から立候補。自民党の鈴木淳司氏(59)とは日付が変わった23日未明までデッドヒートを繰り広げ、NHKで当選確実が出たのは午前0時45分だった。

 関係者によれば、結果が出るまでの間は「自宅で微動だにせず、テレビのチャンネルを回しまくっていた」とのこと。

 黒のパンツスーツ姿で選挙事務所に現れた山尾氏は支援者の「しおりコール」を受け、笑顔。涙はなく「逆転の1票を入れてくださった地元の皆さんのおかげです」と感謝の言葉を並べた。

 一連の不倫疑惑の逆風は「感じなかった」そうで「必要な説明はやってきた。公私のラインは引かせてもらっています。(今回の結果を受け)一定の有権者の信託をいただいたと思っています」と強気に言い放った。

 今後については本紙既報通り、小池百合子東京都知事(65)の希望の党には合流せず「民進党の仲間と中道リベラルの道を歩んで行きたい」。小池氏に対して「自己責任論や排除の理論では幸せにはなれません!」とダメ出しする場面もあった。

 マスコミ取材では、因縁の文春記者が“奇襲”。「週刊文春ですが…」と名乗るや、支援者から「帰れ!」と大ブーイングが巻き起こった。

 めげない文春記者が山尾氏の左手薬指に結婚指輪がないことを突っ込むと、場内はさらにヒートアップ。山尾氏はぶぜんとした表情で「その質問に答える必要はないと思います」とし、支援者からは「くだらないこと聞くな!」「早くマイクを取り上げろよ!」と怒号が飛び交った。これにはさすがの文春記者もオロオロ。“ホームの利”を得て、この日に限っては、当選&文春を完全KOした山尾氏だった。

 一方、他の“不倫・お騒がせ系”は軒並み厳しい現実に直面した。

 夫の宮崎謙介元衆院議員(36)に出産直前にゲス不倫された自民党の金子恵美氏(39)は新潟4区で菊田真紀子氏(47=無所属)との“女の一騎打ち”に敗れ、比例復活もならず。路チュー写真を撮られた故中川昭一財務相の妻・中川郁子氏(58)も北海道11区で落選し、比例復活もできなかった。ちなみに路チュー相手だった自民党の門博文氏(52)は和歌山1区で敗北ながらも比例復活した。

 重婚スキャンダル騒動を起こした中川俊直前衆院議員(47)をめぐる三角関係が取りざたされた自民党の前川恵氏(42)は、東京ブロックから比例単独で出馬したが、落選した。