存在感増す立憲・枝野氏“東京大作戦ファイナル”で最後の訴え

2017年10月21日 21時05分

街頭演説を行った枝野代表

 衆院選(22日投開票)で“台風の目”となった立憲民主党の枝野幸男代表(53)は21日、東京・バスタ新宿前で“東京大作戦ファイナル”と銘打った街頭演説を開いた。

 立憲民主党は、枝野氏が希望の党・小池百合子代表(65)による「排除の論理」に猛反発し、立ち上げた政党だ。この日までツイッターフォロワー数は18万人を超え、個人献金の申し込みも殺到。公示前の泡沫政党というレッテルを覆し“小池・希望”を追い抜く勢いで選挙戦最終日を迎えた。

 選挙アナリストは「選挙戦後半、立憲民主党は不在者投票で希望を食った。小選挙区は全国で60人以上を擁立した。特に東京選挙区で票が伸びている。希望を追い抜き野党第1党になるのは確実な情勢です」と分析する。

 枝野氏が選挙戦で演説を行った総移動距離(10月12~20日終了時)は1万3280キロ。行く先々で熱い「枝野」コールを受けた。

 一方、安倍晋三首相(63)の遊説移動距離は893・6キロ。民進党の前原誠司代表(55)は25都道府県を回り、1万1000キロと発表された。

「選挙戦は枝野代表が衆院選にかける情熱が有権者に伝わった。選挙後、無所属で出馬したリベラル系の当選者と連携すると言われ、枝野代表は国民目線を大事にして突き進むだろう。国会では安倍・自民党と対峙できる野党として存在感を示していきたい」(立憲民主党関係者)

 この日、降り続く雨の中、“東京大作戦ファイナル”には1000人を超える支持者が集結。東京1区の海江田万里氏(68)や東京4区の井戸正枝氏(52)、元TBSアナウンサーでタレント、エッセイストとして活躍中の小島慶子氏(45)が駆けつけた。

 枝野氏は「右でも左でもない。前を向いて一緒に大きな第一歩を踏み出していこうではありませんか!」と訴えた。どんなジャッジが下されるか。