首相官邸に出入りした「前科犯」

2013年01月18日 16時00分

 政権交代してひと安心できるか。安倍内閣の飯島勲内閣官房参与(67)がテレビ番組で、首相官邸のセキュリティーがボロボロになっていると指摘し、大騒動になっている。

 官邸に出入り可能な人物の中に「左翼的なメンバーがいた。前科1犯の人も」と暴露。民主党関係者は「民主党政権下では公安の監視対象者が議員会館に出入りしていましたよ」と話した。

 小泉純一郎元首相(71)の秘書官だった飯島氏は、安倍内閣発足と同時に官邸入り。驚くべき状況を目の当たりにしたという。13日に放送された「たかじんのそこまで言って委員会」(読売テレビ)に出演した飯島氏は、民主党政権下において官邸に出入りできる人間が約1300人に膨れ上がっていたと指摘。

「80人ほど左翼的なメンバーがいたり、前科一犯の人もいた。外交など機密が漏れたら、安倍内閣は沈没してしまう」と問題視し、すでにパスを取り上げたという。

 同様の問題は官邸に隣接した議員会館でも起きていた。民主党関係者は「議員会館にはいくつもの会議室があるのですが、民主党政権ができてから左翼系の人が利用するようになりました。公安の監視対象になっていても不思議ではない人たちもです。党内でも『問題じゃないのか』という声はありましたが、国会議員が中に入れているわけですからね。風通しがいいにもほどがあります」と明かす。

 民主党には左翼系団体とのつながりを指摘される議員もおり、入館しやすい環境にあった。2010年には警視庁の国際テロ捜査の情報がインターネットに流出する騒ぎが起こるなど、民主党政権下での情報管理の緩さはたびたび問題になっていた。自公政権下で流れを断ち切ることができるのか。