小池都知事 就任後初の長期休暇で「国盗り戦略」熟考?

2017年08月11日 17時00分

 小池百合子都知事(65)が10日、毎週金曜日の定例会見を前倒しで開催した。11日から夏休みに入るためで、久々の長期休暇で小池氏が思案するのは都政か国政か――。

 小池氏は15日に東京都戦没者追悼式こそ出席するが、来週いっぱいは公務の予定がなく、昨年8月の都知事就任から長期の休みを取るのは初となる。

 小池氏は都職員の残業ゼロを掲げ、午後8時退庁を指示するなど仕事と生活の調和推進する「ワーク・ライフ・バランス」を呼びかけているとあって、その夏休みの過ごし方が注目された。すると小池氏は「あまりまだ考えてないが、1日は全く時間を気にせず、とにかく寝ます」とまずは寝だめするという。

 さらに「私があちこち動くとSPさんや、県境をまたぐ場合は警察の方にも迷惑をかける。一番いいのは動かないこと。よって家を掃除します。父と母の遺品の整理もまだ十分終わってない」と引きこもり宣言した。

 とはいえ、小池氏の周辺は騒がしい。側近の若狭勝衆院議員(60)が政治団体「日本ファーストの会」を設立し、政治塾を発足させ、候補者擁立にも動きだした。

 小池氏は「(政治団体を)『日本ファースト』と名付けられたようだが、若狭さんがこれから国政でやっていきたいと思っておられることなどを私は応援していきたい」と話し、あくまで側面支援の立場を強調したが…。

 若狭氏は共同通信のインタビューに対し、自民党に対抗できる規模の新党を作り、小池氏の政治理念を全国に広げると同時に擁立候補の半分を女性とする具体的なプランも明かしている。

 小池氏に近い関係者は「まずは若狭氏の政治塾にどこまで人が集まるかだが、小池氏も都民ファーストの会の新人を発掘した『希望の塾』を再開させるなどぬかりはない。いずれ国政に戻るのは間違いないでしょう」と指摘する。

 やはり自宅で“寝る”のではなく、次をにらんだ“練る”作業に追われることになりそうだ。