魔の衆院2回生・武藤議員が反撃のノロシ 自民復党はあるのか

2017年07月21日 17時00分

 安倍チルドレンの衆院2回生(2012年初当選)が次々と不祥事を起こしている中、その口火を切ったともいえる武藤貴也衆院議員(38)が、反撃のノロシを上げた。

 武藤氏は知人から「ブランド品の転売で投資してほしい」と持ちかけられ、渡した約1億円の返金を求めて、15年に訴訟を起こした。このたび、知人らが解決金として武藤氏に1億円を支払い、謝罪をする内容で和解が成立したとして、19日に滋賀県庁で会見し、「身の潔白が証明された」と胸を張った。武藤氏はこの件で提訴していた最中に週刊文春で、武藤氏が知人らに値上がり確実な未公開株を議員枠で買えると持ちかけ、約4100万円を集めたと報じられた。武藤氏は「党に迷惑をかけた」と離党し、議員活動は続けた。武藤氏は未公開株の話は事実無根とし、返金訴訟に絡んで知人らにハメられたと主張した。

 騒動後に髪の毛が真っ白になって周囲を驚かせたが、会見では黒に染め直して、リスタートを宣言。自民党は昨年、次期衆院選の滋賀4区で県議の小寺裕雄氏の擁立を決定している。騒動後も同区など地元で活動を続ける武藤氏は出馬の明言は避けたが、「自分の政治理念に近い政党で頑張っていきたい」と復党への思いをチラつかせた。ただ、問題となったのは金銭トラブルだけではない。離党後に未成年男性を買春していたとの“文春砲”が飛び出し、以後も議員宿舎へ男性を連れ込む姿が、たびたび報じられた。

「友達であれ、恋人であれ、議員宿舎には家族以外を招くのは原則、禁止されている。武藤氏は報道されているだけでも複数人が出入りしていたとされ、国会議員としての品格の問題も問われる話で、すぐの復党はないでしょう」(自民党関係者)

 唯一の可能性は自力で這い上がってくることか。

「次の選挙を無所属で戦い、当選した暁にはみそぎを済ませたとして、復党があるかもしれませんね。(党在籍時の)派閥ボスの麻生太郎財務相は目をかけていましたから」(同)

 自民党に戻ってくる日はあるか。