支持率急落・安倍内閣 女性閣僚「隠蔽了承疑惑」「家庭崩壊」の内情

2017年07月20日 17時00分

離婚した高市氏

 長期政権の安倍内閣の支持率低下が止まらない。共同通信の世論調査では4月の58・7%から今月は35・8%に急落。他社の調査では危険水域と言われる30%割れも。頼みの綱とする8月の内閣改造も、さらなる失点を防ぐため、守りの人事を強いられるとの観測が出ている。そんな安倍内閣の女性閣僚2人に19日、内閣をぶっ潰しかねない“隠蔽了承疑惑”と“家庭崩壊”スキャンダルが飛び出した。

 南スーダン国連平和維持活動(PKO)部隊の日報の隠蔽問題で、陸上自衛隊が保管していた事実を非公表とする方針は、防衛省事務方トップの黒江哲郎事務次官(59)の意向に沿ったものだったことが19日、分かった。黒江事務次官は2月15日の緊急会議の前後に岡部俊哉陸上幕僚長と直接会い、「公文書には当たらない」として非公表とすることを伝えていた。

 防衛相を補佐すべき立場の事務次官が、一連の隠蔽を主導した疑いが出てきた。非公表を了承したと一部で報じられた“網タイツ女王”こと稲田朋美防衛相(58)の統率力の欠如を露呈し、防衛省・自衛隊の隠蔽体質が厳しく問われるのは必至だ。稲田氏は全容解明に向けて異例の特別防衛監察を行うよう指示。今月中に報告書を出す方向で調整が進められている。

 稲田氏は2月13日と15日の2回、陸自側から保管などの報告を受けたことが報じられている。稲田氏は報道陣に「緊急会議を開催した事実はなく、2日前に事前説明があったことはない」と否定。「陸自に電子データが残っていたとの報告があったという認識はない」とも語った。

 野党側は安倍晋三首相(62)に対し、「稲田氏を速やかに罷免にするべき」と要求。安倍首相の任命責任を問う声も上がっている。内閣改造直前でも稲田氏を更迭すれば、内外に「安倍首相は本気で内閣を締め直す気だ」という印象を示せるのに、なぜ更迭しないのか。

 政府関係者は「安倍首相は来月3日の内閣改造前に稲田氏を更迭すべきだ。しかし、稲田氏は肝いりで安倍内閣に入閣した女性閣僚。また、安倍首相は女性に対して非常に優しく、稲田氏に『更迭だ!』とは言えない。稲田氏が自ら責任を取って辞任すると言ってくるのを待っている。そうしなければ安倍首相の支持率下落は止まらないだろう」と話した。

 一方、高市早苗総務相(56)は19日、山本拓衆院議員(65)と同日付で協議離婚したと発表した。2人は2004年に高市氏が43歳、山本氏が52歳の時に結婚した。

 永田町関係者は「ともに清和会(現細田派)所属で、高市氏が落選した際に山本氏が面倒を見たのがきっかけでスピード婚した。夫婦揃って“カラオケ狂”で、議員宿舎では深夜での騒音問題が話題になるほど、仲は良かった」と明かす。

 この日、2人は連名で「互いの政治的スタンスの違いが大きく、それぞれに信念を貫いて政策活動に没頭したいとの結論に至った」との談話を発表した。自民党関係者は「政治的スタンスというよりも、やはり夫婦間格差と泥沼の内紛騒動が原因でしょう」と指摘する。

「高市氏は安倍応援団の中心メンバーで、第2次安倍政権で党政調会長に抜てきされ、総務相で初入閣した。次の内閣改造でも閣内留任は間違いない。一方、山本氏は当選7回で、とっくに大臣になっていてもおかしくないが、お鉢が回ってこない。麻生降ろしに加担して清和会を除名され、二階派に入ったものの、次の選挙では落選危機にも直面している」

 選挙区の区割り変更で前回の衆院選から、山本氏は地盤の福井2区から比例ブロックに転出。次の衆院選でも名簿上位で優先される見込みだが、地盤の選挙区剥奪は、政治家にとっては立つ瀬がない生き地獄とも言われる。

「県連会長でもある山本氏は、選挙区を奪われた高木毅元復興相に恨み骨髄。今年1月には、高木氏の約30年前のパンツ泥棒での逮捕歴を県連調査で発表するなど狂気じみていた。高木氏は清和会の事務局長ですから、高市氏は立場がなかった。醜い内輪の争いに愛想を尽かした可能性もあります」(同)

 どんどん出世する妻に耐える夫。政界一とも言われた、おしどり夫婦の熟年離婚は“安倍1強”が生んだ弊害かも!?