昭恵夫人とステーキ昼食証言の籠池氏 参考人招致でいよいよXデーか

2017年07月11日 17時00分

 加計学園とともに「もり・かけ」と呼ばれる学校法人森友学園の小学校設置認可問題を巡り、籠池泰典前理事長(64)が10日、大阪府議会に参考人招致された。籠池氏は安倍昭恵首相夫人(55)を通じて安倍晋三首相から受領したという100万円の寄付金について「きちっと実際に頂いた」と話し、当時の状況を詳しく語った。

「(昭恵夫人の)講演会の日(一昨年9月)、園長室で夫人がカバンから封筒を取り出し、『安倍晋三からです』ということで頂いた。(創設予定の)小学校の名誉校長就任を要請すると、1秒置いて快諾された。昼になり近くのレストランで一緒にビーフステーキをいただいた。講演会後、夫人から直接電話があり『(寄付について)名前は出さないようにお願いします』と言われた」(籠池氏)

 小学校を一時「安倍晋三記念小学校」と名付けて寄付金を募っていたことについては「昭恵夫人から『ぜひどうぞ』と言われていたので、そのようにした」。

 昭恵夫人に関する証言を“エスカレート”させた籠池氏について、関係者は「大阪地検特捜部は先月行った森友学園への家宅捜索後、すぐにでも籠池夫妻を事情聴取するつもりだったが、この参考人招致まで待つことにした。事情聴取されれば、そのまま逮捕となるのは既定路線です」と話す。

 傍聴席には“浪速のエリカ様”こと上西小百合衆院議員(34)の姿があった。

 早くから森友学園問題に注目していたという上西氏は「この問題は、大阪府が(森友の)小学校の認可適当を出したことから、すべてが始まった。維新(大阪維新の会=府議会与党)が私学をどんどん認可したがっているのは、教育利権を作りたいから。私立をバンバン作れば、自分たちに献金してもらったり、パーティー券を買ってもらえる。それが橋下氏(前府知事)と(大阪維新代表の)松井知事が実現したかったことで、彼らは利権集団」などと古巣の維新を批判した。

 さらに、議会に出席しなかった松井一郎大阪府知事(53)について「知事は『認可適当を出したのは僕じゃない』とか、たくさんのうそをついてこられた。疑惑の中心だし、今後、知事自身が明らかに説明してほしい」と求めた。