失策続きで自民都議候補ピンチ 三原じゅん子議員おわび行脚

2017年07月01日 17時00分

頭を下げ続ける三原氏

 自民党の三原じゅん子参院議員(52)が、都議選(2日投開票)候補者の応援演説で「まず頭を下げている」と異例の選挙戦を展開中だ。

 自民党の候補者は「週刊文春」に学校法人「加計学園」から“闇献金”の疑惑が持ち上がった下村博文幹事長代行(63)の問題や稲田朋美防衛相(58)の“失言”などを受けて大ピンチを迎えている。

 三原氏は2014年の衆院選で自民党女性局長、遊説局長代理として全国の候補者を応援。今回の都議選でも応援要請が多く“自民党の遊説クイーン”として人気を誇る。

 30日、南多摩選挙区(定数2)の小礒明氏(65)の応援で京王永山駅前で街頭演説を行った三原氏は本紙に「都議選は、まず(有権者に)頭を下げないと始まらない。今こそ自民党全員が野党時代を思い出すべき。そして謙虚な気持ちを持ち続けながら、『もう一度、自民党を信頼してほしい』と訴えている」と話す。

「選挙戦を通じて自民党への批判は多い。しかし批判だけでは、何も前に進まない。自民党は実行あるのみ。政策を実現するだけ」(三原氏)

 選挙戦の焦点は、小池百合子知事(64)が代表を務める都民ファが「過半数の議席を獲得するのか」に注目が集まる。

 しかし、都民ファ候補者の中には、小池氏の応援演説が終わると「その日の選挙戦を終えて引き揚げる者もいる」(永田町関係者)。そんな事情を知ってか、三原氏は「都民ファーストのことは何も話したくない!」と口を閉ざす。

 三原氏と同じく人気を誇る小泉進次郎衆院議員(36)も都内各地でおわび行脚を続けている。かつてない大逆風の中、三原氏らの謝罪は有権者の心に届くのか。