秘書に暴言暴行・豊田真由子議員の“病名”臨床心理士が診断

2017年06月23日 17時00分

騒動を受け、自民党を離党、入院した豊田議員

“号泣県議”以来の衝撃だ!!「週刊新潮」で男性秘書に対する常軌を逸した暴言&暴行が報じられた自民党の豊田真由子衆院議員(42)が22日、同党に離党届を提出し、都内病院に入院した。同誌がウェブサイトで公開した音声からは、豊田氏とみられる女性が当時政策秘書だった男性(55=退職)に「このハゲーーッ!」などと放った暴言や、運転中の同男性の頭部を殴ったような打撃音が聞き取れる。同誌によると、男性の娘に言及して脅すような内容のせりふをミュージカル調で歌いながらののしったりもしている。「選良」とは思えない豊田氏の言動から、テレビでおなじみの臨床心理士・矢幡洋氏(59)が“病名”を診断した。

「このハゲーーッ! ちーがーうーだろ!」

 ネット上に公開された音声テープは48秒間。豊田氏とみられる女性がカン高い声で、運転している50代男性秘書を後部座席から恫喝。途中「ボコッ!」という打撃音も聞かれ、秘書が「あの、叩くのは…。申し訳ないです」とおびえている。これに豊田氏は「お前はどれだけアタシの心を叩いてる!」と繰り返し「これ以上私の評判を下げるな!」と吐き捨てた。

 この男性が録音したとされるオリジナルの音声は40分超で、新潮関係者いわく「豊田議員の罵声が延々と録音されている」というから恐ろしい。同誌には「死ねば? 生きてる価値ないだろ」といった暴言や「お前の娘が強姦されて死んだ。殺すつもりはなかったんです。腹立たない?」などとミュージカル調でののしる場面も収められている。

 原因については、支持者に送った誕生カードの宛先と名前が間違っていたことや、高速道路の出入り口を間違えたことなどが指摘される。男性秘書は18日付で辞職。殴る蹴る、ハンガーで叩くといった暴行を日常的に受け「顔面打撲傷」などと診断されたという。

 衝撃の“暴言音声”は瞬く間に広まり、ユーチューブの再生回数は110万回を突破。2014年の野々村竜太郎元兵庫県会議員(50)の号泣会見クラスのインパクトだが、彼女の“異常行動”はかねて有名だった。

 同14年4月、東京・赤坂御苑で開かれた園遊会で宮内庁職員らと大ゲンカ。園遊会には現職の国会議員と配偶者のみが招待されるところ、豊田氏は母親を伴い、入場を制止する宮内庁職員にブチ切れ、強引に受付を突破した。

「ほかにも豊田氏の事務所を辞めた秘書が、野党議員の事務所に転出したことに激怒。その事務所に単身乗り込み大モメ。キャリア官僚である夫の情報が『政官要覧』に記載されているのを見つけた時も『プライバシーの侵害!』と騒ぎ、出版社に抗議した」とは政界関係者。

 豊田氏は東京大学法学部を卒業した厚労省の元官僚。12年の衆院選で初当選し、トラブルが続く自民“魔の2回生”と同期。これまで文部科学政務官などを務めた。国会答弁は常に冷静沈着。一体どんな心の闇を抱えているのか――。

 臨床心理士の矢幡氏は「報道内容を見る限りですが…」と前置きした上で「サディスティックパーソナリティ障害の疑いがあります」。SPDと略されるこの病気は、簡単に言ってしまえば「他人の痛みや苦しみが快感になる」いわゆる超ドS的な人格障害だ。

「サディストは力の信奉者。自分より相手が上だと服従するが、格下相手には攻撃的になる。支配欲が強く、自分の言うことに相手がすぐ答えないとキレます。学歴を見る限り、競争心の強い方で負けず嫌い。これもサディストに多いですね」

 矢幡氏が特に心配するのは、車中で秘書を攻撃した点と、ミュージカル調のリズムで相手を罵倒したことだ。

「車中で運転手を叩けば、大事故につながる可能性がある。頭の良い方なのにそれを判別できないのは怖い。ミュージカル調の罵声はサディスティックパーソナリティ障害の典型的傾向。相手に必要以上の屈辱を与えたい、相手のメンタルを少しでもズタボロにしたい、という思いがある。言うなれば『意地悪の極限』です」(同)

 騒動にショックを受けた豊田氏は22日「精神的に不安定となり」(自民党下村博文幹事長代行)入院。事実上、報道内容を認めた格好だ。これについて矢幡氏は「やられたらやり返す人。旗色が悪くなったのでいったん退いて、逆襲のチャンスをうかがっているのだと思います」と推察した。

 豊田氏の行為は国会議員としても人としても許されることではないが、テレビ各局が報じ“ネタ扱い”され始めている。ものまねタレントの清水ミチコ(57)は22日放送のラジオ番組で漫才コンビ「ナイツ」と掛け合い「違うだろーー! このハゲ!」と言い放った。話題を独占しそうだ。