安倍晋三首相(62)が取り乱している。5日の衆院決算行政監視委員会では、差別用語を連発するひと幕も…。

 学校法人「加計学園」の獣医学部新設を巡り、安倍首相は「民主党政権下でも検討していた」と答弁。これに民進党の宮崎岳志議員が、民主党政権の構造改革特区は地方自治体の提案を受けて検討する「ボトムアップ」にすぎないと返した。

 この説明に納得のいかない安倍首相はヒートアップ。「構造改革特区というのは(地方自治体から)上がってきたら『めくら判』ですか!? 上がってきたら『めくら判』じゃない。上がってきたものを精査するわけだ」とアピールしたが…。

 目の不自由な人をやゆする差別用語を使ったのだ。直後に安倍首相は「言葉として問題があるので訂正したい」と述べた。

“安倍1強”と言われて久しい中、なぜ差別用語かどうかも判断できないほど取り乱したのか?

 一つはこの週末に出された大手メディアの世論調査の結果だ。JNNによる内閣支持率は前回からおよそ9ポイント下がって54・4%。依然として50%以上をキープしてはいるが、政界関係者は「9ポイントの急落は気に留めないといけない。加計学園問題の対応次第で、さらに下がるかもしれない」と危惧する。

 もう一つは“アッキー”こと昭恵夫人(54)の近況が心配なことだ。

 6日発売の「フラッシュ」によると、昭恵夫人は謎のスピリチュアル熟女・Tさんに心酔。Tさんは昨年10月に大麻所持で逮捕された男性とつながりがあり、昭恵夫人の大麻解禁容認の考えに影響を与えたという。

 事情を知る関係者の証言。

「これでもフラッシュの記事は相当配慮して書かれています。昭恵夫人が信頼しているのは、夫ではなくTさん。最近は昭恵夫人の発言もヤバさを増しており『神のお告げを聞いた』『おぼしめしがあったから大丈夫』などと真顔で話すこともあるそうです」

 安倍首相は加計問題と家庭問題に頭を悩ませているようだ。