上西議員が森友問題で同選挙区の2人を追及 狙いは衆院選“不戦勝”!?

2017年03月11日 17時00分

「浪速のエリカ様」こと上西小百合衆院議員(33)が10日、森友学園問題をめぐる国会院内での調査報告会に出席した。

 この日、森友学園の籠池泰典理事長が小学校の認可申請取り下げを発表したが、この問題を真っ先に追及していた上西氏は「大阪の問題は大阪で解決しなければいけない」と声を大にし、同学園を2015年1月に「認可適当」と判断した「日本維新の会」代表の松井一郎大阪府知事(53)との対決姿勢を鮮明にした。

 上西氏は一昨年の“国会欠席問題”で当時の「維新の党」を除名になって以来、維新批判を強めている。

 なかでも維新代表の松井氏とは水と油の関係で、上西氏が「森友問題で松井府知事はごまかしてばかり。国会に参考人招致すべきだ」と言えば、松井氏も「上西の話は聞くな。話にならん。彼女の炎上商法に付き合う気はない」と激しく応酬している。

 上西氏が厳しく追及するのには、別の理由もある。この問題を調べるなかで、次期衆院選で上西氏と同じ大阪7区で直接対決する2人の候補者の名前があったからだ。

 1人は自民党の渡嘉敷奈緒美衆院議員(54)で、もう1人は橋下徹氏の後援会長の息子で、維新が7区で擁立を決めた奥下剛光氏(41)だ。

 上西氏は渡嘉敷氏の実名こそ出さなかったが、本人とほぼ分かる言い回しで「同じ選挙区の自民党代議士は森友ともつながっているし、安倍昭恵夫人とは同級生で仲が良い。今回の問題でも名前が出てくる」と暴露。まるで渡嘉敷氏が森友サイドと昭恵夫人をつなげたと言わんばかりだ。

 奥下氏に対しても「森友への国有地売却の件で絡んでいる」と断言。

 上西氏を知る関係者は「まともにやったら次の選挙で勝てないけど、2人が出馬しなかったら彼女の不戦勝だからね。『戦わずして勝つ』を狙っているのでは? 実際、そこまで追い込むネタはすでに準備できているようだ」と話す。

 森友学園問題の追及で、“浪速のエリカ様”の逆襲が始まったようだ。