小池百合子東京都知事(64)が23日、都内でシンポジウム「SDGs『持続可能な生産消費』の具体化~五輪の調達を好機に!~」で講演し、ピコ太郎のPPAPを披露した。小池氏は200億円規模の「東京グリーンボンド」を発行したと説明。グリーンボンドとは、企業や地方自治体が環境問題対策のための資金を調達する目的で発行する債券のこと。
小池氏は「環境に詳しい人は、意外と金融に詳しくない。金融に詳しい人は環境に興味がない。そういうことをパイナップルじゃないですけど、ガシャッと合体させる」と、ペンとパイナップルを合わせる振り付けをしながら解説した。
小池氏がPPAPしちゃったのはグリーンボンドだけではない。敵対する都議会自民党の内田茂都議(77)らドン一派もまたそうだった。
千代田区長選の完敗によって内田氏の求心力は低下。さらに、築地市場の豊洲移転の経緯をめぐって百条委員会が設置されたことで、さらなるダメージがドン一派を襲っている。
豊洲市場のある江東区は、内田氏の右腕と呼ばれた山崎孝明氏(73)が区長を務めている。地元だけに、山崎区長も豊洲移転に積極的にかかわってきた。
「区長の息子である山崎一輝都議(44)は、石原慎太郎氏(84)らの参考人招致を決定した豊洲の特別委員会委員長です。百条委ができることで特別委は役割を終えます。成果を奪われるので山崎都議は百条委に大反対。移転の旗を振ってきたドンや、父親から委員長として豊洲問題をコントロールすることを求められていただけに、メンツ丸つぶれです」(都政関係者)
山崎都議は百条委設置を受けて、「すみ分けをどうするか話し合う」と特別委に執着していた。ドンと石原氏潰しで小池氏が百条委設置へ流れを作った。それによりドン一派がまとめて追及の俎上に載ることになりそうだ。
内田都議に続き右腕区長も…小池都知事がドン一派まとめて粉砕
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