都議会自民党でまたも内ゲバ“反ドン派”2人が若手取り込みも

2017年01月26日 17時00分

会見する舟坂誓生氏(左)と立石晴康氏

 小池百合子東京都知事(64)に追い詰められている都議会自民党でまたもや内ゲバだ。最近も3人の自民党都議が「新風自民党」なる別会派を立ち上げたばかりだが、25日には同党の立石晴康(75)、舟坂誓生(68)の両都議が「都政改革・都政刷新の会」という勉強会を設立することを表明した。

 両都議は都議会のドン・内田茂都議(77)とは一線を画す“反ドン派”で、築地市場の豊洲移転問題や東京五輪・パラリンピックの諸問題について、強い調査権限を持つ「百条委員会」を設置しようと呼びかけようとしている。石原慎太郎元都知事(84)、舛添要一前都知事(68)らから話を聞くことを想定している。

 夏の都議選に自民党から出馬する予定の両人は、小池氏と選挙で連携するつもりはなく「新風――」に参加することもないという。すでに党内の賛同者は「2桁に乗っている」(舟坂氏)といい、あくまで党内改革を目指す。煮え切らない態度ではないか。都議会関係者は「自民党は好きだけどドンである内田氏のことは嫌いということ。離党しても選挙目当てと批判されますからね。だから、離党はせずに内田氏に反旗を翻す都議が続出している」と混乱の原因はドンにあるとした。

 反乱は成功するのか。「立石氏は当選8回で7回の内田氏より上。しかし、党の役職がもらえず不満をためていました。そういう意味で立石氏は個人的事情でしかない」とは都政関係者。これではよくある権力争いでしかなく、都政刷新の掛け声も怪しくなる。

「いや、舟坂氏は当選1期生のまとめ役なんです。選挙も小池人気なんかなくても当選する。彼が若手を説得していけば、反ドン勢力が党内で形成されていくことになるでしょう」(前出の都政関係者)

 百条委員会設置となったら石原、舛添両氏が血祭りに上げられ、ドンに飛び火することも考えられる。