民進・蓮舫代表 都議選惨敗ならお家騒動勃発も

2017年01月19日 09時00分

蓮舫氏

 民進党は17日の常任幹事会で、結党後初めてとなる定期党大会を3月12日に東京都内のホテルで開くと決めた。次期衆院選に向けた共産党などとの選挙協力をどう打ち出すかが焦点だ。原発・エネルギーといった主要政策に関する活動方針の記述も注目される。

 公認マスコットとなる「ゆるキャラ」もお披露目する予定だ。旧民主党時代は例年1月に定期党大会を開いていたが、今年は早期の衆院解散に備えて延期した。党支持率が低迷する中、昨年9月に発足した蓮舫執行部への求心力回復の契機としたい考えだ。

 その蓮舫代表(49)は常任幹事会で「通常国会で政策をしっかりと掲げ、党大会で目指す方向性について共通認識を持ち、(安倍政権と)戦っていきたい」と訴えた。

 年内に予想される衆院選で自由党の小沢一郎氏(74)が呼びかけた“野党結集”には参加せず、単独で勝利を目指し“ポスト安倍”に意欲を示している蓮舫氏。16日には報道陣に対し、共産党が提唱した野党4党(民進、共産、社民、自由)による連合政権の樹立について「共産党とわたしたちとは考え方が違う」と強く否定した。

 永田町関係者は「民進党、共産党の候補者は200の選挙区で競合し、調整が進んでいない。共通の政策をめぐっても、溝は埋まっていない状況です。いくつかの選挙区では、選挙協力ができるかもしれないが、連立政権は難しい」と話した。

 民進党は衆院選で3野党との連携を拒否し、全国の選挙区に独自の候補者を擁立し、政権交代を目指す意気込みを示したことになる。しかし、同党国会議員は「前哨戦の夏の都議会選挙の結果が悪ければ、“蓮舫降ろし”の引き金となる」と得意のお家騒動の始まりを予想した。

「去年の代表選挙は、蓮舫代表のタレント性を買って投票したが、党勢回復につながらなかった。ニュース番組を除いたスタジオ出演した蓮舫代表の番組は、どれも視聴率が取れないという。衆院選で選挙の顔になると言いだしたら、党内から強い反発が必ず起きます」(同議員)

 参院から衆院への鞍替え問題も解決していない蓮舫氏には、前途多難な道が待っている。