小沢氏は蓮舫氏を落とすことができるのか?

2017年01月11日 10時00分

蓮舫氏

 今年、予想される衆院解散・総選挙に向け、自由党の小沢一郎共同代表(74)が“野党結集”を呼びかける中、民進党の蓮舫代表(49)はつれない対応を見せている。小沢氏は蓮舫氏を落とすことができるのか?

 小沢氏は恒例となった私邸での元日新年会で、共産党との連携に消極的な蓮舫氏を念頭に「政権交代に対する執念やその必要性を強く認識していない面がある」とクギを刺した。

 野党結集について小沢氏は「秋以降(の解散)に向けて、この夏までには作り上げないといけない」と強く訴えた。

 一方の蓮舫氏は年頭の記者会見で、年内に総選挙が行われると想定しながらも、野党4党(民進、共産、社民、自由)との連携に触れることはなかった。

 民進党の国会議員は「小沢氏は一貫して『野党が一つにまとまれば、自民党に勝てる』と言い続けている。蓮舫代表は支持団体の連合を意識し、野党結集には、絶対に“ノー”の立場。選挙で民進党のカラーを打ち出したいというが、我々には具体的な話が何も伝わっていない。党内をまとめられていない」と苦言を呈す。

 蓮舫氏といえば、いまだ“二重国籍”問題がくすぶったままで、参院から衆院への鞍替え問題でも、まだ立候補先の選挙区が決まっていない。党内からは「蓮舫代表が野党トップでは、衆院選が戦えない」と危機感を訴える声が強くなってきている。

「次の衆院選は、自民党が議席を落とすというデータがある。小沢氏は野党会談に姿を出さない蓮舫代表を野党第1党トップの自覚に欠けているとあきれているのでしょう」(前出の議員)

 もちろん政界の裏の裏まで知り尽くしている“剛腕”小沢氏だけに、蓮舫氏に振られ続けても、あの手この手で落としにかかる。与党側は見たくないはずの小沢―蓮舫のツーショットは実現するのか――。