“ぼったくり”小池塾 リニューアルしても新たな不安

2016年12月01日 07時15分

小池塾の汚名返上成るか(ロイター)

「詐欺」「ぼったくり」と非難ごうごうだった小池百合子東京都知事(64)が主宰する政治塾「希望の塾」にようやく“改革のメス”が入る。塾生たちの不満は収まるのか? 

 塾を巡っては、高い受講料(計6回で一般5万円、女性4万円、学生3万円)の割に中身は2コマの講義のみ。さらに2回目の講義では政治とカネの問題で都知事を辞任した猪瀬直樹氏(70)が講師を務めるや、「都政を混乱させたアナタに教わりたくない」と批判が飛んでいた。

 3回目となる12月10日の講義も橋下徹前大阪市長(47)が講師を務める予定だったが、ギャラを巡る交渉劇の内幕が表に出て頓挫。都政改革だけでなく、塾運営も窮地に追い込まれていたかにみえたが、ここに来て、塾の方式を変えてきた。

 これまで大学の一教室で、塾生を4組に分けていたが、都内のホテル宴会場に全塾生を一堂に集める。講師は小池氏をはじめ、河村たかし名古屋市長(68)、上田清司埼玉県知事(68)、竹中平蔵パソナグループ会長(65)による4コマが予定されている。また講義後は塾生同士の交流会が初めて開催される。

「当初はパーティー形式で別料金が取られるのではないかと噂されていました。批判が多いので、講義中心にスライドしたんでしょう。またカネを取っていたら、怒鳴り込んでいましたよ」(塾生)

 ようやく塾の体をなしてきたともいえるが、塾生たちが気になっているのは、かねて設立が噂される小池新党の行方だ。自民党は来年夏の都議選の第1次公認を発表し、選挙モードに突入している。

「小池氏の周りにいる“7人のサムライ”の区議らは自民党に残留するというから、小池氏の狙いは一体どこにあるのか」(同)。そろそろ塾の方向性を示さなければ、塾生たちが“蜂起”しかねない。