蓮舫代表の鞍替え検討をめぐってやっぱり始まった民進党のお家騒動

2016年10月25日 16時00分

蓮舫氏

 民進党で次の衆院解散・総選挙に向けて、蓮舫代表(48)が参院議員から衆院議員へ鞍替えすることをめぐり、得意の“お家騒動”が始まっている。

 本紙既報通り、蓮舫氏は「(参院から衆院に鞍替えが)党の代表としてふさわしい」という理由で鞍替えを検討中。

 同党は都内の小選挙区で、現職の公認候補予定者や新人候補者をほぼ決定。蓮舫氏は小選挙区からの出馬が難しくなり、比例代表名簿1位として出馬すると伝えられた。

 ところが、フタを開けると、まだ調整すらしていなかったことが明らかになった。

 24日に国会内で会見した野田佳彦幹事長(59)は「(蓮舫氏は衆院に鞍替えはするが)比例代表とか、選挙区だとか決め打ちはしていません。これからの段階です」と話した。

 蓮舫氏は今夏の参院選で、東京選挙区から立候補して112万票を獲得し、再選を果たした。集票力があるだけに、次の衆院選では、都内の小選挙区からの出馬に大きな期待が持たれる。

 同党参院議員は「党の代表が小選挙区で戦わないのは、絶対にズル。ほかの候補者や新人候補に示しがつかなくなる」と訴えた。

 蓮舫執行部は、23日に投開票された東京10区と福岡6区の衆院補欠選挙で大惨敗。この日に開いた同党執行役員会では、態勢の立て直しを急ぐ方針を決めた。

 だが、党内の“反蓮舫グループ”は、補選で指導力を発揮できなかった蓮舫氏に強い不満を抱いている。

 別の同党議員は「東京は蓮舫氏のお膝元なのに負けた。自民党は『次の衆院選で野党が共闘すれば、議席を大幅に減らす』と危機感を抱いている。しかし、蓮舫執行部は、野党共闘を仕切り直す気配が感じられないし、責任の所在も明確にしていない」と怒りをぶちまけた。

 蓮舫執行部のふがいなさに「蓮舫代表は党の顔としてふさわしくない」というダメ出しの声が早くも出ている。