【補選圧勝】若狭勝氏の池袋浄化は小池劇場の足を引っ張らないか?

2016年10月25日 07時00分

小池氏(右手前)の祝福を受ける若狭氏

 小池劇場のマイナスになりかねない? 衆院東京10区補欠選挙の投開票が23日に行われ、小池百合子東京都知事(64)が後継の若狭勝氏(59)の当選祝いに駆けつけた。自民党公認で出馬した若狭氏は都知事選での小池劇場を引き継ぎ、開票の瞬間の午後8時ぴったりで当確。小池氏は「地域の皆さんが東京大改革を小池は進めろと、地域のことは若狭さんにと決断してくれたということ。これからも力を合わせていきます」とニッコリ。

 比例議員から豊島区と練馬区を地盤に持つ議員へとなった若狭氏は、「豊島区は(将来的に存続が危ぶまれる)消滅可能性都市と言われたこともある。しかし、高野(之夫)区長のリーダーシップで日本の中でもうらやましがられるところに変わっている」と地元愛を語った。

 池袋を擁する東京10区の政治家が新たに誕生したことで、どうしても気になるのが風俗への考え方だ。池袋は飲み屋など飲食店が集中し、ソープランドや店舗型ヘルスも残る歓楽街だ。店舗を持たないデリヘルは数え切れない。

 2020年東京五輪・パラリンピックを前に競技場見直しなど経費の話ばかりされるが、歓楽街の浄化の有無も大きなテーマ。池袋の浄化作戦の是非を本人に聞いた。

「以前に比べたら池袋は環境的には相当よくなってきている。この流れを維持して、問題があるなら浄化も進めていきたい。(浄化はした方がいいということか?)そうですね、ただ前よりはよくなってる」(若狭氏)

 なんと浄化作戦に前向きだった。若狭氏によると池袋は変化の真っただ中にあるという。

「2020年までに池袋は相当変わる。国際アートカルチャー都市を構築しようとしている。路面電車を走らせようとしているし、区役所が移転して、その跡地に大きなイベント施設を造る。公園の整備もある。様変わりしますよ。(歓楽街で)問題が明らかになるなら、浄化を進めないといけない」(同)

 アートとカルチャーの街となったらエロははじかれてしまうようだ。永田町関係者は「若狭氏は検事出身です。風俗に厳しいのは仕方のないことなのかもしれません」と指摘した。池袋風俗のファンは多い。安易な浄化となれば小池劇場からそっぽを向く…ということもあるはずだ。