蓮舫氏「首相を目指す」宣言に批判 9月の民進党代表戦は大混乱に

2016年08月02日 17時30分

トップを目指す道のりは険しい? 蓮舫氏

 民進党の蓮舫代表代行(48)が1日、特別ゲストとして出演した「橋下×羽鳥の番組」(テレビ朝日系)の中で「(女性都知事でなく)トップ(初の女性首相)を目指す!」と大胆に宣言した。

 蓮舫氏は、前大阪市長の橋下徹氏(47)に舛添要一氏(67)の政治資金をめぐる公私混同疑惑の辞職で行われた都知事選について質問を受けた。

 橋下氏は「なぜ出馬しなかったのか? 今回、蓮舫さんが出ていたら、まったく違った都知事選になっていたと思う。出馬は考えたのか?」と聞くと、蓮舫氏は「もちろん考えました。岡田代表から直接、オファーがあった」と明かした。

 さらに、橋下氏は「ある意味『一国の大統領』ともいえる都知事選挙をやめて、国政に活躍の場を見いだすということは、やはり『首相に』と思ったんですよね?」と畳み掛けた。

 蓮舫氏は「野党でいることの限界、与党になったときの挑戦、政府に入ったときの限界、いろいろなものを経験した。それらを覆すのは、やっぱりトップ(首相)を目指すしかない。それは自分の中にあります」と話した。

 9月に行われる予定の同党代表選は、不出馬を表明した岡田克也代表(63)率いる執行部系のグループで、知名度の高い蓮舫氏を強く推す声が上がっている。

 しかし、今年3月に同党に合流した旧維新の党に所属していた国会議員は「なぜ蓮舫氏は代表選を控えた時期に総理を目指す宣言をする必要があるのか理解に苦しむ。新代表を目指すには、不適切な発言だ」と猛反発した。

「旧維新は、定期的に会合を開いてきた。代表選を前に派閥として存在感を示す。メンバーは衆院議員21人、参院議員2人と、党内で最大の勢力になる。我々は代表選に江田憲司氏を擁立したい。旧民主党で少数派だった保守系の国会議員と連携できれば、蓮舫氏の新代表への就任が難しくなる」(旧維新系の同党議員)

 同党の増子輝彦参院議員(68)は、メールマガジン(先月30日配信)で「政権選択の衆議院から代表を選出することになるのは当然」と記し、参院議員の蓮舫氏を厳しくけん制した。

 蓮舫氏のトップを目指す道のりは険しい。