【都知事選】上杉氏&山口氏がタッグで森喜朗氏を断罪

2016年07月29日 16時50分

森喜朗氏を断罪した上杉氏(右)と山口氏

 東京都知事選(31日投開票)を目前にした29日、候補者のジャーナリスト・上杉隆氏(48)と山口敏夫元労相(75)が東京五輪関連施設を遊説し、森喜朗会長(79)の退陣を迫った。

 

 ともに都知事選で巨額予算に膨らんだ東京五輪のコンパクト化、組織委員会の見直しを訴えている上杉氏と山口氏のコラボがこの日、実現した。タッグを組んで、新国立競技場の建設予定地や選手村建設予定地の湾岸エリアなどを街頭演説で回った。

 

 なかでも2人がヒートアップしたのが虎ノ門ヒルズ前での演説だ。同所には五輪組織委員会の事務所が入っている。上杉氏は「(東京五輪は)安くやろうと言っていたのになぜ日本一家賃が高いといわれている虎ノ門ヒルズに事務所を構えているのか。なぜぜいたくしないといけないのか」と疑問を呈した。

 

 そして「東京五輪は失敗を繰り返している。新国立競技場のデザイン、JSC(日本スポーツ振興センター)の建て替えの問題などで、エンブレム問題はまだ小さい方。これまで何百億円とムダにしてきたのにトップは代わらないのはおかしいじゃないですか」と森会長以下、幹部の責任を追及した。

 

 一方、「森喜朗さん! こんにちは。お久しぶりです。今日はあなたにお会いしようと思って来たが、どうやら我々が来るのを恐れてトンズラしてしまったようですね」と切り出したのは山口氏だ。

 

「森さんは役員会で『都知事選が政争の具になっているのはまことに嘆かわしい』とおしゃったそうですね。政争の具にした犯人はオマエじゃないか! 舛添(要一前知事)さんは本人の自業自得ながら操っていたのはアナタじゃないか」と断罪した。

 

 また、自民党が小池百合子元防衛相(64)を公認せずに増田寛也元総務相(64)を担ぎ出したことにも触れ「小池は生意気で言うことを聞かないから他のにしろと、石原伸晃や内田茂(都連)幹事長のケツを叩いて増田さんを引っ張り出してきた。バックで動いた森さんが政局に口を出すから都政が混乱するんです。都知事選を契機に半年以内に森会長を解任すべく国民運動を盛り上げていく」と気勢を上げた。