民主・岡田代表の「流し目ポスター」に疑問符

2016年01月29日 07時00分

 民主党が27日、参院選に向け、岡田克也代表(62)を起用した写真版と文字版2枚の計3種の新ポスターを発表したが、自虐的なキャッチコピーが話題になっている。1枚目は、安倍政権の1億総活躍社会に対抗して「1人ひとりを大切にする国へ。」というキャッチコピーに岡田代表が“流し目”をキメてほほ笑む写真が使われている。

 他の2種類は、同党を支持していない有権者を念頭に入れた「民主党は嫌いだけど、民主主義は守りたい。そんなあなたへ。すぐに信じなくてもいい。野党として、止める役割をやらせてください。」との自虐的なコピーと、「一強打破」とシンプルな訴えのもの。

 寺田学広報委員長(39)は「(岡田代表の)視線や表情、笑顔を大切にした。声が届いていないところにも届けたい。自虐的ではなく、逆に自信があるからこそ大胆なポスターを外に出せる。選挙区では地域事情に応じてポスターは使い分けるでしょう」と説明した。

 岡田代表のポスターに関しては党内から「代表の顔を出さないイラストの方がよかった」と戸惑いの声が出た。話題のキャッチコピーについても「ミニ政党が有権者に名前を覚えてもらうための戦術としてなら効果があるのかもしれないが、野党第1党の民主党がいまさら、やる意味ってあるのだろうか」。

 自民党は昨年10月、参院選に向けて第3次安倍改造内閣発足を受けた新しいポスター「経済で、結果を出す。一億総活躍社会へ。」を発表した。近く新ポスターを発表するが、民主党の新ポスターについて自民党関係者は「2種類のキャッチコピーから、真剣な内容が伝わってきませんね。民主党の支持者たちはこれをよしとするのでしょうか」と疑問を投げかけている。