恫喝発言が話題の民主・小西議員が“小西クン”と呼ばれるワケ

2015年06月13日 06時00分

 民主党の小西洋之参院議員(43)が、官僚を恫喝したと話題になっている。小西氏は9日の参院外交防衛委員会で中谷元防衛相(57)に耳打ちした秘書官に気付き、「憲法違反のお先棒を担ぐような官僚の皆さんは絶対に許さない。政権を奪い返してから、必ず皆さんを処分する」と宣言していた。

 質疑は集団的自衛権をめぐる憲法解釈だった。小西氏の真意は、憲法を守る義務のある官僚(秘書官)が、憲法違反になりかねない答弁のサポートをするのはおかしいという点にある。小西氏によると答弁補佐はこれで2回目だったという。もっとも枝野幸男幹事長(51)は10日、「思いは分かるが、十分注意するよう指摘したい」と表現がきつかったと話した。

 霞が関関係者は「自民党が政権を担っていた期間は長いので、官僚も自民党政権の方がやりやすいという気持ちがもともとある。ますます拍車がかかりそうです」と処分発言に戦々恐々としている。

 永田町で小西氏は“小西クン”として知られる。自民党関係者は「野党時代にウチの西田昌司氏がヤジ将軍だとかスキャンダルを追及する爆弾男とか呼ばれていました。そんな西田氏に与党だった小西氏はヤジを飛ばして、西田氏から『また小西クンか!』と言い返されていた」と振り返る。

 野党になってからは安倍晋三首相(60)に「○○といわれる条文は何条ですか」「××という憲法学者をご存じですか」と“憲法クイズ”をふっかけたことも。民主党関係者は「民主党の参議院には厳しい政権批判をする人が多く、小西氏もその一人です。それがうまくいけば問題ないですが、逆に民主党への批判を呼ぶ恐れもあります」と話す。

 西田氏は大臣の首を取ったこともあるが、果たして小西氏は爆弾男になれるのか。