河野太郎大臣 総裁選出馬の意向も立ち塞がる壁 頼りになるのは麻生―安倍ライン支持

2021年09月03日 18時55分

「パワハラ発言」が報じられたばかりの河野太郎議員だが…

 国民的な人気を誇る河野太郎行政改革担当相(58)が、菅義偉首相(72)の自民党総裁選(17日告示、29日投開票)への出馬の見送りを受けて立候補の意向を固め、党内から〝熱視線〟が送られている。

 河野氏は若手議員を中心に総裁選の立候補に必要な推薦人20人集めに着手した。また、所属する麻生派(志公会)領袖である麻生太郎財務相(80)と会談して準備を進めている。

 総裁選をめぐり河野氏は菅首相の党内からの不人気ぶりを受けて立候補に慎重な姿勢を示していたが、昨年の安倍晋三前首相(66)に続く「まさか」の総裁辞任劇で覚悟を決めたという。

「菅首相が辞めなければ、河野氏は党役員、次期内閣改造で重要ポストが与えられていた。これを蹴っての総裁選チャレンジとなります。政治家としては義理と人情に欠けていると批判の声が上がっています」(永田町関係者)

 同党の派閥構成は細田派97人、麻生派54人、竹下派52人、二階派47人、これに岸田派、石破派、石原派、無派閥となる。

 すでに立候補を表明した岸田文雄前政調会長(64)は支持拡大に向けて奔走中で、河野氏は出遅れた格好。現時点で勝算はあるのか。無所属の自民党議員はこう分析する。

「河野氏は麻生氏に認められているが、麻生派メンバーからの人気がいまいちで、盛り上がっていません。麻生派が割れる可能性があります。麻生→安倍ラインの協力を得て、細田派の支持が取れれば、総裁の道が開けます」

 総裁選をめぐっては、野田聖子幹事長代行(61)が総裁選への立候補に意欲を示したという。混戦模様だ。

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