【民主党代表選】3候補に聞く「VSアベノミクス戦略は?」

2015年01月13日 09時00分

代表選に向けて抱負を語った岡田克也代表代行

 民主党代表選(18日に選出)に立候補した、岡田克也代表代行(61)、長妻昭元厚労相(54)、細野豪志元幹事長(43)が、本紙のインタビューに応じた。野党第1党の新しい代表は3氏の中から決まるが、政権を奪回できるのか?

 ――新代表になったら、アベノミクスに“ノー”を叩きつけて解散に追い込みたいか

 細野氏:解散をいつでもさせられる、常に解散を迫れる、これが野党の最大の武器ですよね。今の民主党はその体制が作れなかった。私も党の役員をやっていたから自分の反省を含めて、やっぱり戦う野党じゃないと勝負にならないですよね。そういう体制を早く作ります。

 岡田氏:この国会で多数を持つ与党に対して、アベノミクスに関してやるべきことは、私は全否定じゃない。ただ、3本目の矢で雇用に関することは間違っている。派遣法が出てくれば廃案に向けて全力で追い込む。経済成長はいいです。だけど、自然と滴り落ちるんじゃなくて、分配の部分は政治がやらなければいけないことです。そこの部分は安倍さんに欠けている。

 長妻氏:統一地方選が4月、来年には参院選があります。いまだに「民主党は何がしたいのか」と言われる。民主党が作りたい社会像をドラマや小説で分かりやすく提示する。本来、政党は選挙で目指す社会を競い合う。国民に「どういう社会がいいか」と選んでもらうのが我々の役割です。格差が拡大して、人の能力を潰して何が成長なんだと訴えて、国民のみなさん、どっちがいいのか選んでもらいたい。

 ――民主党の良いところ、ダメなところは

 細野氏:一番いいところは、新たなチャレンジャーをいろんな世界から受け入れてきたところだと思う。短所はいろんな人たちがいて議論してきたんですが、最後は「こうだ!」と決められない。今回の代表選はこういう悪いところを変えられるかの選挙だと思う。

 岡田氏:長所は多様性でしょうね。いろんな人が集っている。ただ、短所にもなりうる。私は長所、短所どちらが大きいかといえば、はるかに長所が大きい。日本は多様性ですから。

 長妻氏:いいところはあらゆる職業の人が候補者になって政治家になっている。私も父が交番のおまわりさんでしたから、政治とは縁のない人間でも温かく迎えてくれた。短所は自由闊達な雰囲気がある半面、決めなきゃいけない時になかなか決まらない。これをまとめ上げる文化。そこを育てる必要があります。