追い詰められる菅首相 平和記念式典「読み飛ばし」大失態に加え横浜市長選で「無党派の自民党離れ危機」も

2021年08月06日 19時14分

菅義偉首相
菅義偉首相

 菅義偉首相(72)の6日に行われた平和記念式典での「読み飛ばし」大失態が、自民党に大きな波紋を広げている。

「先ほどの式典のあいさつの際に一部読み飛ばしてしまった。この場をお借りしておわびを申し上げます」

 同式典終了後の会見でこう釈明した菅首相だったが、党内では「大事なところで読み間違えられてしまった。足元はズタボロ状態になりつつあります」と不安の声しか聞こえてこない状況だ。

 まずは菅首相のお膝元で行われる横浜市長選挙(8日告示、22日投開票)での苦戦が予想されている。

「菅首相が小此木八郎氏の支持を表明しましたから、無党派の自民党離れが起きていますよ。他候補とは超接戦。有効投票の25%が取れないと、再選挙の可能性さえあります」(政界関係者)

 9月末に迫った菅首相の任期満了に伴う自民党総裁選では、前総務相の高市早苗衆院議員(60)が立候補を表明する。菅首相は新型コロナウイルス感染者拡大の失政を受けて「再選のシナリオに狂いが生じている」という見方が出ている。

「高市氏は無派閥なので推薦人が集まるかが鍵です。しかし党内の若手からは『菅総裁ではもう限界だ』と不安の声が上がり、瀬戸際まで追い詰められています」(自民党議員)

 菅首相は自ら招いた失態を挽回できるか。

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