前田日明氏「消費税増税先送りは目くらまし。真の狙いはTPP合意」

2014年12月02日 16時00分

前田日明リングスCEO

【衆院選 私はこう見る:前田日明リングスCEO(55)】安倍さんは消費税増税を先送りで、信を問うとか言っているけど、そんなのは目くらましでしかない。年明けにもTPP(環太平洋連携協定)が合意されるでしょ。その時に政権がガタつかぬように先に選挙をしておくというだけの話。

 TPPは豚肉や牛肉の関税が聖域だどうだとかいって、問題が矮小化されているけど、ほとんどの分野はもう合意しているんだよね。TPPが決まれば、日本の公共事業に米国の巨大ゼネコンが参入できるようになって、国内のゼネコンはもう太刀打ちできなくなる。日本人が保有している資産は海外流出していくだけ。

 加えて東南アジアから安い賃金でどんどん労働者が日本に入ってくる。ノービザで働きに来た労働者は、日本で稼げて、いい暮らしもできれば帰るハズがない。既に不法滞在の中国人が居座って問題になっている団地があるけど、10~20年後は日本のいたるところがスラム化するよ。

 それじゃ、野党がTPPを止められるか。もともと言いだしたのは民主党政権の時。外国人参政権を導入しようとしたのも、住み着いた労働者や移民が問題を起こさないように参政権で黙らせておこうというだけ。そんなの反対だと真っ向から主張したら、4年前の参院選で俺の出馬が取り消されたけどね。もう与野党でTPPは織り込み済みになっているから覆しようがない。(リングスCEO)