舛添都知事「地方や中小企業が実感できる景気対策を」

2014年12月02日 16時00分

舛添要一東京都知事

【衆院選 私はこう見る:舛添要一東京都知事(66)】安倍首相は国民に信を問う“アベノミクス”選挙をスタートさせた。景気が悪いこの時期に血税700億円の選挙費用を使いやるべきなのか理解できないところが正直ある。野党の体たらくぶりを見て「長期政権を築くため、今なら自公合わせて絶対に勝てる!」と判断したんだと思う。しかし、有権者は投票するときに、どの政党に入れたらいいか大変悩むのではないか。

“アベノミクス”という経済政策は、中央や大企業は恩恵を受けているが、地方や中小企業は苦しんでいる。今後、アベノミクスを支持すれば景気が良くなるかは、私にも正直分からない。だから、安倍首相は、地方や中小企業が実感できる景気対策を早急に打ち出す必要がある。

 今回の選挙で一番大変なのは有権者だ。前回の選挙で自民党に投票した有権者が「アベノミクスにノーだ」と決めても、投票所で投票する段階になったら、「民主党も自民党の受け皿にならないなぁ~」と落胆して、白票を投じる人が結構多いんじゃないかな。私は主権者である有権者がアベノミクス選挙にどう審判を下すか待つだけです。私どもの仕事は、東京五輪、パラリンピックが控えていますので、都政が滞らないように全力を挙げて、都政をしっかり前に進めていく、それに尽きると思っています。