ホリエモン「公明党に逆らえない自民」

2014年12月02日 16時00分

堀江貴文元ライブドア社長

 14日投開票の衆院選が2日公示され、舌戦がスタートした。“アベノミクス中間選挙”“政権引き延ばし選挙”など大義なき選挙に対し、さまざまな捉え方がされているなか、本紙でおなじみのホリエモンこと堀江貴文元ライブドア社長(42)、舛添要一東京都知事(66)、前田日明リングスCEO(55)の辛口論客陣が、それぞれの視線で師走決戦を斬った。

【衆院選 私はこう見る:堀江貴文元ライブドア社長(42)】安倍政権としては、野党が弱く、衆院選に全く皆の関心がない状態で解散して4年がっつり政権を維持しようというもくろみで、成功するだろうね。正直、衆院選の話題なんか周りでもほとんど聞かないので、投票率は過去最低水準だろう。でも消費税率引き上げを先延ばしにするのも根性ないし、さらに公明党の圧力に負けて軽減税率を適用するとか言っているのには全く賛成できない。直間比率の見直しはこれからのグローバル化には必須だ。

 実際、公明党の票はその地区の2割は押さえていると言われていて、これに逆らうのは勇気がいると思うので安倍自民党にはムリだろう。地域振興券とかは単なるバラマキで最悪だ。票を取るための見え見えの戦略というか、こんな手に負けて与党に入れてしまう選挙民のレベルの低さよ…。

 アベノミクスで単に円の価値が下がって、日本株が割安になってきている。さらに国内生産をしても採算が合うようになりつつあるので、産業が国内回帰しつつあるというのが本質であり、円ベースの資産価値は落ちるし、輸入に頼らざるをえない。資源などは割高になってくる。小売価格はどんどん上がってモノを買いにくくなるだろう。

 ただ、シェアの時代に向かっているのも事実なので、これまでのように経済的に厳しくなるということはないのではないか。規制緩和も進んでいるが抵抗勢力はいまだに力を持っているので、その辺のかじ取りを大胆に安倍政権ができるかどうかにかかっているのではないだろうか。(元ライブドア社長、実業家)