解党で究極の選択迫られる塩村都議 ヤジ加害者所属の自民入りも?

2014年11月21日 11時00分

自民党入りかとささやかれている塩村氏

 みんなの党は19日、両院議員総会を開き、28日をもって解党することを決定した。所属する20人の国会議員をはじめ、地方議員は他党への合流や新党結成、無所属への道を迫られる。東京都議会でセクハラヤジ騒動があった塩村文夏都議(36)は、因縁の自民党入りかとささやかれている。

 渡辺喜美氏(62)が結党したみんなの党は昨年、江田憲司氏(58)らのグループが離党し、今年はDHCからの8億円借金問題で渡辺氏が代表を辞任。後任に就いた浅尾慶一郎代表(50)が古巣・民主党への合流を画策したのに対し、渡辺氏は党を存続させ、古巣・自民党との共闘を主張。師走の不意打ち選挙を前に両者の溝は埋まることなく、結党から5年で消滅となる解党に至った。

 浅尾派、渡辺派のほかに次世代の党への合流を目指す元神奈川県知事の松沢成文参院議員(56)派の3つに分かれ、地方議員も消滅劇に巻き込まれる。厳しい立ち位置に追い込まれるのは、今年6月に都議会の代表質問中に自民党議員からセクハラヤジを受け、大騒動となった塩村都議だ。

「塩村氏は渡辺氏を信奉しており、浅尾氏とのお家騒動が勃発してからは党がどうなっていくか非常に気をもんでいた。渡辺氏は安倍首相と懇意で、自民党との連立もしくは復党するようなことにでもなれば、塩村氏もヤジを飛ばされた自民党と都議会で会派を組むことになる。本人は受け入れがたいでしょうね」(みんなの党関係者)

 塩村氏は解党決定を受け、フェイスブックで「応援をしていただいた皆様にはなんとおわびをしていいのか分かりません。やらなくてはいけない政策実現を第一に考え、今後も歩み続けてまいります。今後のことはまたお知らせします」とコメント。“究極の選択”を迫られる日は近い。