解散総選挙のマイナス要因は宮沢大臣で失った「SM業界票」

2014年11月18日 16時00分

 18日中にも安倍晋三首相(60)が、解散を宣言するとみられている。焦点となる消費税増税の延期は野党も容認で争点にはなりにくく、シラケムードが漂う。それでも、すでに永田町では解散を意識してポスターや選挙事務所の手配に右往左往。必死なのは与党も野党も同じだ。

「議席を減らすにしても自民党が有利でしょう。ただ、スキャンダルの影響がマイナス要因です」と永田町関係者は指摘。筆頭は小渕優子前経産相(40)だ。

 政治資金に不明朗収支があった事件で東京地検特捜部が捜査中。選挙区で配ったとされるワインを有権者から任意で提出してもらうなど、着々と動いている。関係者が立件となったら小渕氏の公民権停止も視野に入る。

「地元は小渕王国だけに選挙に出れば負けることはありません。ただ、それがみそぎとなるかどうか」(政府関係者)

 うちわ問題で辞任した松島みどり前法相(58)も安泰ではない。東京14区が地元になるが、2009年の政権交代選挙では落選するなど盤石とは言いがたい。野党が統一候補を立てれば厳しい戦いになる。

「つい最近、国会内で同僚議員と『お互い頑張ろう』と握手するところを見ました。選挙を前にエールを交換ということでしょう。気になったのは松島氏に元気がなかったこと。責任を感じているのでしょう」と目撃した関係者。

 忘れてはならないのが、SMバー疑惑のあった宮沢洋一経産相(64)だ。小渕氏辞任の後任として就任直後、政治資金で地元・広島のSMバーの代金を支払っていたことが発覚。「私にそういう趣味はない」と宮沢氏は釈明した。自身は参院議員なので選挙はない。

 しかし、都内のSM女王様がこう語る。

「あいつはとんでもない。いい迷惑ですよ。広島のSMバーは4人で行って約1万8000円という激安価格だったらしいじゃない? マスコミですごい報道されたから、うちのSMクラブに来たお客が『なんでここはこんなに高いの』って。ふざけんじゃないよ。本物は高いんだよ。これ、風評被害ってやつでしょ」

 SMのお店が安いと思われて困ったハードSM業界数千票の怒りのムチの先が、安倍政権に向きかねない。