米国で増殖する韓国系政治家

2014年11月14日 07時50分

 今月上旬に行われた米中間選挙で、オバマ大統領の与党民主党が歴史的な敗北を喫した。2016年の大統領選まで、共和党の上下両院支配が決まり、オバマ政権のレームダック(死に体)化が進むとみられる。そんな中、力をつけたのが韓国系政治家だという。韓国メディアは、韓国系候補が25人出馬し、過去最多の18人が当選したとして、「韓国系有権者100万人を基盤とする韓国系の政治パワー」と報じた。今後、米国はどうなっていくのか。

 韓国系候補は州議会で8人が当選した他、市長や市議会議員など、計18人が当選した。加えて韓国系女性を妻に持つ議員まで数えたら、さらなる数になる。

 12日の韓国メディアは、韓国系女性ユミ氏を妻に持ち、メリーランド州知事に当選したラリー・ホーガン氏が「私は韓国人のムコ」と宣言して、票を集めたと報じた。またユミ氏にインタビューし、「これから知事官邸の来客にはキムチを振る舞うことになりました」というコメントを載せた。これまでも韓国系米国人らが米国各地で「慰安婦の碑」設置運動を展開し、米メディアに従軍慰安婦についての意見広告を出し続ける、そして、韓国系議員が後押しする。今後はその流れがより強固になりそうだ。

 韓国事情に詳しい文筆人の但馬オサム氏はこう語る。

「移民の寄り合い所帯であるアメリカでは、国家がよりどころとなります。アメリカ国籍を持ち、星条旗に忠誠を誓う人がすなわちアメリカ人です。一方で、韓国系アメリカ人であっても、民族の血が優先されるのが韓国人です。どこの国籍になっても血は韓国人というのが彼らの考え方です」

 韓国系の結束は固い。ニューヨークのマクドナルドで、コーヒー1杯で長時間粘る韓国系の老人グループと店側がトラブルになり、結局店側が謝罪する事件があった。「そればかりか、韓国語の話せる韓国人の店員を1人雇うことという条件までのませたのです。こういうトラブルで一役買うのが韓国系の弁護士です。むろん韓国系の議員を送り込むのも熱心。しかも、彼らはロビー上手ときています。こうやって彼らは権利を拡大していきました」(但馬氏)

 しかし、そういう強引なやり方に対し、米国内でも嫌韓感情が広がってきているという。特に韓国系住民は周辺の黒人やヒスパニック系との摩擦が絶えない状態だ。また、ニューヨークのクイーンズ地区はもともとユダヤ人街として知られているが、近年では韓国系の流入が激しくなっている。

 但馬氏は「韓国系はユダヤ系米国人とコミットに積極的です。狙いは、慰安婦問題とナチスのホロコーストの同一化です。元慰安婦とホロコーストの生き残りのおばあさんを対面させるなど、このもくろみはある程度成功しつつありました。ところが、先日来日した、米政界に影響力を持つ政策提言団体『アメリカ・ユダヤ人委員会(AJC)』のデビッド・ハリス会長が『慰安婦とホロコーストは別物』と明言しました。韓国ロビー勢力はこれにははしごを外された思いではないでしょうか」と指摘する。

 朝日の誤報騒動以来、慰安婦問題も潮目が変わってきたように思われる。

 日系米国人や在米日本人も慰安婦少女像撤去に向けて動き出しているようだ。しかし、韓国系政治家が増えたことで、米国の反日勢力は強まりそうだ。