6・9党首討論 立民・枝野代表は菅首相から一本取れるか肩透かしを食らうか

2021年06月07日 20時14分

菅首相(左)と枝野代表の一騎打ちはどうなるのか

 菅義偉首相(72)は6日の参院決算委員会で新型コロナウイルス感染症が続く中での東京五輪・パラリンピックを開催する基準について明言を避けた。

 同委員会で、立憲民主党の福山哲郎幹事長(59)や水岡俊一参院会長(64)が五輪開催にあたり新規感染者数などの具体的な指標を求めたのに対し、菅首相は「感染対策に万全を期す」との意向を強調しただけで終了した格好だ。

「まったく答えていただけていない」と福山氏の指摘に同調する立民議員からは、6月9日に行われる枝野幸男代表(57)との党首討論に向けて不安の声が出ている。

 立民は菅内閣に対する内閣不信任決議案を枝野氏に一任。その枝野氏は党首討論で五輪開催の是非を「ラストチャンス」として菅首相に問いただしていく考えを示している。菅首相は初の党首討論となり、どんな展開が予想されるのか。

「菅首相は党首討論で精神論を述べても、科学的な見地からは説明しないと思います。枝野代表は業を煮やし、内閣不信任案を国会に提出に踏み切るのではないか」(立民議員)

 一方の自民党は4日に党本部で開いた東京五輪・パラリンピック大会実施本部会合で「ワクチン接種を加速し、東京五輪を開催すべきだ」として、菅首相の後方支援に努めている。

「野党が内閣不信任案を出してきても否決できますし、五輪やコロナがあって菅首相は解散しないと踏んでいるのではないか。本音は選挙をしたくないはずだ」(自民党議員)

 2012年の党首討論では、野田佳彦首相と安倍晋三氏がヒートアップし、解散総選挙につながったこともあったが、菅首相VS枝野氏はどうなるのか――。

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