菅原一秀氏が〝政治とカネ〟問題でやっと議員辞職 菅首相が党内からも攻撃を受ける理由

2021年06月01日 23時23分

距離が近い関係だった菅首相(左)と菅原一秀氏

 菅義偉首相(72)が自民党の「政治とカネ」をめぐる問題で、党内からの猛攻撃に見舞われている。

 秘書が選挙区内で有権者に香典を渡していた問題などで刑事告発された前経済産業相の菅原一秀衆院議員(59)が1日、議員辞職願を提出した。菅原氏は「政治活動において公職選挙法に触れる部分があった。当局への説明を終え、けじめとして辞職する決意をした」とコメントを発表した。

 菅首相とは党内の派閥に属さず、無派閥で一緒に活動したことで「とても近い存在だった」(自民党議員)といわれた菅原氏。この日、国会には姿を見せず、記者会見も開かずに辞職したことで与野党から怒りの声が上がっている。

 自民党の世耕弘成参院幹事長(58)は「本人がしっかり説明責任を果たすべきだ」と追及。立憲民主党の福山哲郎幹事長(59)は「自民党に猛省を促したい。前代未聞のあり得ないことが続いており、言語道断です」と厳しく批判した。

 自民党の〝政治とカネ〟を巡る問題は、総裁の菅首相にも怒りの矛先が向けられている。「菅首相は菅原氏や河井夫婦とも親しい関係でした。党全体に〝政治とカネ〟のマイナスイメージが有権者に持たれてしまった。菅首相は菅原氏らの問題で対応せざるを得ない状況でしょう」(自民党関係者)

 菅首相は説明責任を果たすのか。

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