二階幹事長の政治とカネ “きれい” 発言 野党怒り「辞職、逮捕者が国会からいなくなっただけ」

2021年06月01日 18時48分

自民党の二階幹事長

 自民党の二階俊博幹事長(82)は1日に行われた会見で「政治とカネ」の問題についての質問に対し「ずいぶんきれいになってきている」との認識を示したことを受けて、野党の怒りを買っている。

 一昨年の参院選をめぐる公職選挙法違反事件で河井案里氏(47)が失職、菅原一秀前経産大臣(59)は地元の行事で現金を配るなどの違法な寄付をしたとして、略式起訴される見通しだ。

 二階氏は「まじめに政治を志す者にとって、カネが必要だと言われること自体が、本当に屈辱というか、内心けしからん話だと思っている」と語り、その上で「そういうことが国民に理解されるよう、我々もしっかり努力していきたい」と強調した。

 一方、この日、国会内で会見を開いた立憲民主党の福山哲郎幹事長(59)は、自民党議員による政治とカネの問題が相次ぐことに関して「反省はどこにあるのか。あきれ返るとかいいようがありません」と反発した。

 その上で「二階幹事長の発言は『きれいな』ということではなくて、その方々の罪状が明らかになり、辞職や逮捕、離党ですね、国会の中から居なくなっていることに『きれい』だと言うなら、きれいかもしれない。けれども、本質的に自民党の体質は何も変わっていないです」

 福山氏は年内に行われる衆院選の焦点の一つに自民党の「政治とカネ」の問題を取り上げる意向。「こんなことが現実に起こるのは前代未聞です。自民党は説明責任や反省の弁がないので、強く抗議します」

 自民党は諸問題に対してピリオドを打てるか。

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